2005-03
06
23:51:00
今更ながらのrel=”nofollow”覚え書き


少し前にGoogle、YST、MSN Searchがスパム対策として対応して話題になったAタグの属性として追加されるrel=”nofollow”。
INTERNET Watch:米Google、リンク属性を利用したコメントスパム対策機能
どういうものかは上のリンクを見てもらうとして、何となくリンクを拾って整理してみたので覚え書き。


印象的には検索エンジン側の都合でぜひ付け足したかった属性という色が濃い仕様であるのは明白なようですね。特にGoogleのようなリンクからページ重要度を特定する検索エンジンではこうした目安が無いと、コメントスパムその他が排除出来なかった、というシステムとしての限界があったのでしょう。
SEM リサーチ:Ask Jeevesがrel=nofollowに対応しなかった理由
このAsk Jeevesの担当氏の言がそのあたりの事情をよく表しているように思います。
一方で、特にBlog側でrel=”nofollow”に普通のコメントも何もかも無条件で対応してON/OFFの切り替えさえ出来ないのは乱暴、との意見もあるようです。
但し、例えばBlogのコメントやトラックバックはあくまで外部の第三者が勝手に張ってくるリンクである訳で、これを
・サイト管理者が明示的に張るリンク
・第三者が自由に張るリンク
の二種類に区別するための属性、と理解すれば(セマンティック的にも)そんなに乱暴なことではないではないかと。
多分これが広まることで困るのはこうしたBlogの「バックリンク」手法を使ってSEO的な集客を行っていた個人や企業だけなのであって(別にスパム業者とかアフィ厨とは言いません(^^;)、ページランク的には以前の状態に戻るだけでそれほど一般人が困ることではないですね。
個人的にはセマンティックWebチックという一点だけで受け入けいれてよい手法ではないかとも思いますし。
但し、これまで言われてきたように「検索エンジンにはBlogが強い」という定説は覆されるかも知れず、各種サービス業者やプロダクトは判断に迷うところではあるでしょう。
スパム対策や公平なSEOに対処するという大義名分に乗るべきか、SEOに強いなどと言った一連の動きに逆らった点を逆に売りにしようとするか、各社の考え方が明確に出てくるかも知れず(もう出てきているかも知れませんが)、定点観測好きにはちょっと面白い視点となりつつあります。
# ところでこのrel=”nofollow”、僕も勘違いしていたのですが、一概に独自属性という訳でも無いようです。
The Web KANZAKI:
rel=”nofollow”と文書間の関係
rel=”nofollow”ほかメタデータのプロファイル
ということで「おれおれプロファイル」(?)であっても準備さえしておけば厳密にはOKみたいですね。
(さすが、KANZAKIさん。よく理解できました・・)
思うに、rel=”nofollow”対応についてはスパム対策などと宣伝せず、「Blogにおけるバックリンクなどという思いもよらぬ検索結果に悪影響を及ぼす技術を排除して以前のような正しい検索結果を維持するために必要なんです」とでも言っておけばいいのではないかとも思うんですが、まあビジネス的にそれではまずいんでしょうねぇ。

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