2006-03
31
20:47:00
換金可能な口コミとは?


最近「記事を書いてトラックバックすると掲載料が貰える広告」が流行っているみたいで、こちらにそんな広告記事募集のまとめサイトがあります(あえてTBとかはしませんが)。
トラックバックキャンペーン懸賞情報ポータルサイト
中でも、press@Blogというところが張っているキャンペーンが曲者です。
「先着XXX名にXXX円、抽選でXXX名にXXX円」というのが味噌で、抽選があるのでこの甘い餌に釣られてどんどん記事が増えていく寸法です。
これ、結構問題だと思います。


第一に、この手の「キャンペーン」企画の規約では

※ブログへの「原稿料支払条件」「原稿料」の転載・記載、及び本プレス
 リリースへのリンクを禁止いたします。

とあります。つまりこの広告は読者に広告ではなく純粋なBlog記事であると錯覚させることで成り立っている訳です。
第二に、記事の質としてはほぼSpamと変わらないと思う(書く内容を規約で規定されているので)んですが、blogmap話題のjpなどのBlog集計サイトではSpamとしては排除し難いのか、ランキングに出ずっぱりになっています。
(ムービーキャスターハウジングナビ賃貸情報フォレント住宅情報ナビケータイポッドキャスティング – Caspeee(キャスピィ)なんてあたりがそうです)
実際のところ話題にも何にもなっていない(だからこそ広告を載せたい訳で)にも関わらず、です。
「Blogは口コミ・データベース」などとよく言いますが、こうした嘘口コミ広告は結局その価値を中長期的には潰してしまう効果しか無いことでしょう。
どうして中の人はそんな単純なことに気付かないんでしょうね。
また新聞や雑誌などでは記事と広告は区別して掲載しなくてはなりません。例えばGoogle AdSenseあたりの他社広告などでは逆に「広告でないことを明示しない」のは禁止すらしているんですが。
こうした事態が続くならBlogも例外とは見なされなくなる可能性もあります。自由に自身の主張が述べられるBlogにそんな規制をかけさせる口実になるかも、というのもやな感じだし迷惑な話です。
たかが数百円程度で自分の首を絞める行為に加担するのは止めにしましょう。
また、ただ素直に記事を読むだけではなく、こうした悪質な記事が紛れていることにも注意すべきです(従前からして当たり前のことですけどね)。
因みにこの広告(press@Blog)を展開している株式会社エニグモの主要株主はソニーコミュニケーションネットワーク(So-net)ジャフコとなっており、広告主はリクルートが多いようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)