2009-06
19
22:22:00
iPhoneOS 3.0でテザリング


一部方面でMMSやらSafariのアップデートやらSpotlightやらを他所に妙に盛り上がっているテザリングですが、ようやく設定の要領がわかってきた気がするので幾つかヒントをまとめてみます。
とは言えお勧めするものではないので具体的な方法は示しませんが、いろいろ試したくて試行錯誤している人には参考になるかも。
但し高額請求が発生する可能性も多々あり、キャリアとの契約に違反している可能性もあります。筆者は何ら責任をとりませんので、自己責任にてお願いしますね。
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プロファイルで設定したほうが簡単

某掲示板ではcarrir.plistを編集してキャリア設定を作成してインストールする方法とプロファイルをインストールする方法が両立していましたが、こちらの記事にもあるようにプロファイル設定をインストールする方が簡単でしょうね。キャリア設定ではバイナリのplistを編集しないといけなくてXCodeなどが必要になるし、できることはほぼ同じ(少なくとも今回の目的では)ようでもあるので。
キャリア設定であろうとプロファイルだろうと結論的には実はテザリングはキャリアの設定から単に省かれていただけで追加してやれば何の問題もなくiPhoneから動作するというのが今回のポイントですね。
なおプロファイルであれば削除すれば元に戻るので楽、との話もありますが、個人的には疑問です。状況によっては設定が戻らない場合もあるように思います。
試行錯誤が終わったら念のため一度復元して、再度適用することをお薦めします。

type-maskは-8の方がいい

「なんか試したらうまくいった」とやらでtype-maskは-2にすることになってますが、-8の方が無難と思われます。
実は国内は知りませんが海外のそれ系掲示板では3.0のβテストが始まった頃からapn設定やテザリングについても解析が進んでいました。
そこでの情報によると-2はテザリングの他、MMSやVoiceMail用のAPNを示すようです。このテザリングの方法が広まった頃にMMSが使用できなかったり設定項目が消えたなどの報告がありましたが(僕のところでも起こりました)、-2の設定によってMMSも巻き込まれていたのが原因では無いでしょうか。
-8によってテザリングだけのAPNを示せるようです。よってこちらの方が無難かと。
なお-8の場合にはMMSも問題なく動作していることは確認しました。

速度はそこそこ

Vaio TypeUに繋いで速度計測してみました。

—— BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ——
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001
測定日時: 2009/06/19 09:44:51
回線/ISP/地域:
————————————————–
1.NTTPC(WebARENA)1: 328.802kbps(0.328Mbps) 41.06kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 577.316kbps(0.577Mbps) 71.72kB/sec
推定転送速度: 577.316kbps(0.577Mbps) 71.72kB/sec

大体他の方もほぼ同じぐらいの速度みたいです。
HSDPAな割には速くなくてSB回線はやっぱり貧弱っぽいですが、実用上はほとんど問題は感じません。
そもそもちょっとしたADSLぐらいのスピードはあるので、巨大なファイルをダウンロードするのではなければ十分実用には耐えるんじゃないでしょうか。

テザリングをする上でのリスク

当然のことながら高額課金が結局回ってくるのが一番怖い訳ですが、「iPhoneでの通常接続と見分けられないから従量課金はされないのでは」との声もあります。
個人意見ですが実はUAでセッションを見分けるなどの方法もある訳で(実際APへの接続はUAにて制限されています)やろうと思えばL7レベルででもいろいろ検知は可能だと思います。
今回いろいろ触っていて思ったんですが、テザリングする上での一番の困り事は「本当はどのAPに繋がっているか確認しようがない」という点ですね。
実はプロファイル設定などで何とかなる可能性もあるんですが(うまくいきませんでしたが)、他の海外キャリアと違ってSBでの設定ではパケット通信のAPN設定をユーザーが編集できません(項目自体が現れません)。これはどのような設定になっているか確認できないことを意味します。
なのでまかり間違って定額ではなく従量課金なAPに繋がったり、指定を間違えてiPhone接続時にも従量課金APに繋げてしまいそのまま気付かず運用してしまうと・・・などと考えるとブルブルです。
色々試すのはいいんですがこうしたリスクもよく考えて、試行錯誤が終わったら必ず復元しておくなどの慎重さが重要でしょう。
ところで一つ思いついたんですが、プロファイルを用いるとちょっとした嫌がらせが可能になります。
通常の定額APではなくインターネットアクセス用の超高額従量課金APをiPhoneのデータ通信用APに指定したプロファイルを作成して嫌がらせしたい相手にメールし、相手が訳分からずそのファイルを実行してインストールしてしまいそのまま気付かずにいたら・・・!
所在不明なプロファイルのインストールには注意しましょうね。
ところでテザリングという言葉は、スマートフォン方面などではパケット通信接続とかダイヤルアップ接続などと呼ばれる方が一般的だと思っていました。
iPhoneではテザリングと呼んでいるのは、実は海外では一般的なのかな、それともApple用語?

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