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2013-01
08
19:17:08
キャリアが販売する国際機の国内外価格差が酷い件


最近に始まったことでは無いのだけど、メーカーが国際的に展開している携帯機種が日本国内でもキャリアが採用して販売を開始するというケースがスマホの浸透以降顕著になってきた。
一番最初に注目されたのはXperia X10だっただろうか。
但し2年ほど前まではSONYやサムソン、LG、HTCといった主要プレイヤーの場合は国際機をほぼそのままのスペックで提供していたケースが多かったけれど、昨年頃からおサイフケータイやワンセグなどのいわゆる「ガラケー機能」を日本市場向けに搭載した国際機も目立つようになってきた。時にはHTC Jのようにまず国内向けが発表され、後にガラケー機能を省いた機種を国際展開するケースもある。
これはメーカーが日本市場にコミットメントを強めたと見るべきか、あるいは国内メーカーが軒並み少なくなり品揃えに問題が出て海外メーカーに泣きついているのか、どちらだろうか。

つまり海外と国内でガラケー機能有る無し程度の差の同じような機種が販売展開されている訳だが、こうした機種での国内外価格差がとても酷い。以下はそれを比較してみた表だ。

国際機種 販売元 機種型番 販売価格
Xperia V 1shopmobile $519 ¥45,672
ドコモ Xperia AX(SO-01E) ¥68,670
au Xperia VL(SOL21) ¥75,600
HTC J 1shopmobile $519 ¥45,672
au ISW13HT ¥52,920
Galaxy SIII 1shopmobile GT-I9300 $585 ¥51,480
ドコモ GALAXY S III α (SC-03E) ¥81,270
GALAXY Note II 1shopmobile N7105 $715 ¥62,920
ドコモ GALAXY Note II (SC-02E) ¥80,430 *RAM 32G/Xi
Optimus Vu 1shopmobile P895 $439 ¥38,632
ドコモ Optimus Vu (L-06D) ¥84,630 *Xi対応

* 2013/1/8時点での調査価格。キャリア機は公式オンラインショップでの価格。$1=¥88で計算

ざっと見ても、国内機種は海外機種の50%程度から最も酷いのは倍以上の価格が付けられている。
これを見て一概に信じられるだろうか?果たして何が理由でここまでの差となるのだろうか。

まずは「1shopmobileなどの海外携帯通販ショップは安売り店なのでは無いか」との疑問があるだろう。
しかし1shopmobileなら、例えばiPhone5 16G (もちろんSIMフリー機だ) は$759=約67,000円で販売している。au/ソフトバンクではそれぞれ61,680円と51,360円なので逆に高い。
そもそもこうした通販ショップは「現地で買えない海外居住者向け」なので安売りどころか逆にプレミアムを付けて売っていると考える方が合理的だろう。つまり上記での海外価格は現地ならもう少し安く買える可能性がありそうだ、ということだ。

ではこうした価格差の「元凶」は何だろうか。幾つか検討してみる。

1. ガラケー機能など日本向け機能のコストの差

以前僕は「ガラケー機能に拘り続ける日本のキャリアはメーカーの疲弊と調達コストの増加を引き起こす」と書いたことがある。
もちろんFelicaチップなど海外機には無いハードウェアも追加しているしまた表にもコメントしているようにXiやWiMAXなど海外機には載っていない機能を追加している例もある。その分コストが上がっていることは間違いでは無いだろう。
しかしそれでもここまでの価格差が生まれるものだろうか。僕はそうした調達やアセンブリの専門家では無いが、5割増しから倍というのは少し考えにくい。

2. 海外メーカーが足下を見て納入価格をぼっている?

これも少し考えにくい。
もしキャリアが本当に「高くぼられている」と感じるなら他メーカー間で納入価格競争は出来るし、そもそも契約段階で納入ロット数とロットあたり価格はコミットメントされているはずなので、そう単純なことでは無いはずだ。
(海外メーカー全てで裏カルテルでも組んでいない限りは)

3. 他国内メーカーとの価格差調整

これは如何にもあり得そうなシナリオだ。つまり本来の海外メーカー価格に合わせた販売価格では、国内メーカー機は太刀打ちできないのでは無いか。
そのため全体の販売価格をキャリアが調整し、一定の価格ボックス圏で全メーカーを販売している・・・という考え方だ。
しかしもしそうならこれは消費者にとっては大問題だ。
一般に国内携帯販売では自由な価格競争が確立されていないし、単純にいえばキャリアが言えばその価格で販売せざるを得ないからだ。それは半ば価格統制でありまたカルテルにも似た構造が出来上がってしまっていることになる。
ここは想像でしか無い。しかしやはり以前「キャリアは通信費をコストから算出していないはずだ」と書いたとおり、日本のキャリアは販売価格に対しては如何にも殿様商売だと感じている。決して否定しにくい考え方ではあろう。

とは言えこの考えだけでは、1機種ぐらいまた台数限定などで2-3万円程度の「目玉機種」が少しはあってもいいと思うのだが、それが出てこない説明が付かない。

4. 月々サポート/毎月割/月々割などの割引価格調整のため

3がメーカー保護と保身のための「施策」だとすると、こちらはユーザーを惑わす「マーケティング施策」ということができる。
ご承知のように、「建前上は」月々サポートや毎月割は「2年間の契約を前提に端末価格が実質0円になるように(あるいは0円近くになるように)月額料金から割り引いていく」販売手法だ。
すなわち月々サポートや毎月割が高ければ月額料金がそれだけ安くなるかのような錯覚をユーザーに与えることが出来る。実際には(原則的にはだが)端末代が0円に近づくだけで月額料金は何も変わらないのだが、キャリアから見た欠点は割り引ける(ように見せかけられる)上限は端末代金に固定されるということだ。
おわかり頂けるだろうか。つまり端末代金が高くなければこの割引価格も高く設定できないのだ。
4万円程度の端末価格に設定したのでは月に1500円程度しか設定できない。しかし8万円にすれば「月に3000円割り引きます!」と宣伝できるのだ。またユーザーからすると途中解約するとこの割引も当然放棄することになるので残り割引価格が高ければ(つまり端末価格が高ければそれだけ)解約を躊躇させるような効果もあるだろう。1年での解約時に2万円を放棄するのと4万円放棄するのではプレッシャーは大きく異なるはずだ。
そう考えてみると、国内ではスマホは大体6-7万、タブレットは8-9万という価格レンジに機能差などの例外なく含まれている気がする。

 

さて、そろそろこうした内外価格差の正体も見えてきたのでは無いだろうか。
繰り返すがもちろんこれはすべて想像の域を出ない。しかしこうしたふとした疑問からキャリアの思惑を見通す努力を怠るべきでは無いとも思っている。
さて皆さんはどう考えられるだろうか。

ところでこのエントリーは実は前振りのつもりである。
近いうちに本当に書きたかった4についてのエントリーを投稿したいと思っている。

 

2011-05
28
03:14:16
ドコモもauも「これまでのケータイネットはインターネットではなかった」と言い出した背景


ここしばらくキャリア各社の新製品発表なども続き、その中で時あたかもドコモ・auで立て続けに同じような興味深い発言が続いた。

ネットの大海原に出るための「再定義」――ドコモ伊倉氏に聞くスマートフォン時代の“パラダイムシフト”戦略(後編) (3/3)

では、なぜキャリアがスマートフォンを推進しているのかというと、まずフィーチャーフォンの垂直統合のモデルから、そうならないところに移ることが重要である、ということがあります。それをドコモが積極的にやることによって、インターネットの世界や新しい世界をきっちりと理解し、その中でクラウドを意識して、サービスの設計をする。将来的にクラウド系のサービスをやる前提として、スマートフォンを推進しなければならない。

【WIRELESS JAPAN 2011】 KDDI田中社長、「なんちゃって」から「真のインターネット」へ

「この10年は、携帯電話の10年だった。また3Gと定額の時代でもあり、その中で、なんとか(パソコン向けの)インターネットの価値を小さなデバイスに取り込む、『なんちゃってインターネット』の時代だった。非常に良い時代だったと思う」と表現した

微妙にニュアンスは異なるが、ともに「もう携帯電話に独自ネットを閉じ込められない」危機感を有しているのがよく分かる。

キャリアから見た場合には見方が異なっていると思うのだが、この10年は携帯電話のCPUなど性能の問題で「なんちゃってにせざるを得なかった」という意見のようだ。
しかし当然理解されることとして、日本のガラケーは既に何年も前からスマートフォンだったという人もいるように(僕はそう思わないが)、またフルブラウザはもう5年以上も前から登場しているし海外ではスマートフォンはやはり5年も前から普通に使われていたことから考えて、単にここに来て「各キャリアが従来の携帯網ビジネスを手放さなくざるをえなくなった」一種の敗北宣言と捉えられよう。

日本のキャリアがこれほどまでに垂直統合モデルによって過分な利益を享受しモバイルECをここまで発展させられたのは、これまでも何度か書いている通り「閉塞された携帯網」でのみネット接続を許し、その中でのみコンテンツの利用をユーザーに許し囲い込んできたからだ。
まさしく「なんちゃってインターネット」であったわけだ。

参考:
iモードはダイヤルQ2から始まった
“ガラパゴス”の定義とは


約1年前に「SIMロック解除よりもアクセスポイントの解放こそが有効だ」という記事を書いた。そこではSIMロック「だけ」ではなく、閉塞した携帯網ではなく、インターネットへ開かれたアクセスポイントの解放が必要だと書いた。実のところ、こうしたコンテンツを囲い込む閉塞した携帯網でビジネスを続けてきたのは日本のキャリアだけであり、だからこそ寡占状態を生み出せて成功もしたのだが、世界的にはこうした垂直統合の名の下の囲い込みビジネスは珍しい。他国ではそもそも携帯網とはインターネットへ直結されている、携帯網とそれ以外の違いはなかったからだ。

では従来の携帯網をそのままスマートフォンに適用すればよいかというとそれも難しい。モバイルECを支えているケータイID(端末ID)はセキュリティ的には非常に脆弱であり、閉塞した携帯網でしか機能できない。
またもともとスマートフォントは、キャリアが企画して作り上げたものではない、いうなれば海外直輸入の「黒船」であるのでそうしたビジネスモデルが構築できない。

そこをどうするかを各キャリアは今必死に考えているところであり、それを示すのが上記の記事でもあるわけだ。
そして長期的に見れば、各社とも認めているとおりこのビジネスは衰退せざるを得ないだろう。そして否定はしているものの、各キャリアはやはり「土管屋」として、これまでのようなコンテンツビジネスからは市場からは追い出され回線費用のみで稼がざるを得なくなっていくだろう。
それがこうした弱気さともあるいは前向きとも捉えられる発言の背景なのだと思う。

では今後誰がケータイやスマートフォンのコンテンツ市場を担っていくのか。
それこそまさに「本当のインターネット」の世界が決めていくことであろう。これはここに来てようやく日本のケータイがインターネットに繋がりつつあるのだということだ。
これからのケータイネットにおいても、少なくとも現在主流のYahooなどのポータル勢やまたゲームを中心にしたSNS勢、またはFacebook、Googleといった海外勢が多くを担っていくことになるだろう。

では果たしてこれまで各キャリアと組むことで謳歌してきたコンテンツプロバイダー(C/P)各社はどうだろうか。
先日このような発表もあった。

「スマートフォンでiモード」を普及の「武器」に──ドコモ夏モデル発表

今年冬には、スマートフォン向けにiモードの課金・認証の仕組みを導入。iモード端末ユーザーが「マイメニュー」をそのまま引き継ぎ、iモード公式サイトコンテンツをスマートフォンでも利用できるようにする

さもあらん、という感じだが、このiモードコンテンツのスマートフォン対応というのが何かはよく分からない。そもそもコンテンツとしてはスマートフォンへ完全に作り替えなければならないのでこれまでのケータイ向けノウハウは全く役に立たないだろうし、また課金などの仕組みもiモードから移行させるのだろうが、これがうまく行くのか(セキュリティ的にも)よくわからない。
実のところ、個人的にはこれはドコモが主体で行いたいと考えているのではないだろうと思っている。つまり売り上げ低下の激しい従来のC/Pからの激しい追求・要望があった故ではないか。
ではうまくいくだろうか。
一つ思うのは「檻の中で飼われたライオンは野生では生きられない」ということだ。課金の仕組みもお仕着せのユーザー導線も何もないところから競争を勝ち上ってきた「真インターネット」組に太刀打ちできるとは到底思えないのだ。

キャリアが望もうと望むまいと、あるいは如何に抵抗しようと徐々に「土管屋」へ近づくのは時間の問題だ。つまり焦点は既に土管屋にはなく、果たして(主に海外)メーカーがまたは他のサービス事業者がどのような施策を打ち出しつつあるかに注目した方がよい。
二年後、恐らく日本の携帯業界は今とは全く別の力関係が存在していることだろう。

2010-12
31
11:58:17
勝手に添削 – iモードが世界制覇できなかった本当の理由


iモードが世界制覇できなかった本当の理由

事実を正しく指摘してはいるけど、「本当の理由」ではないと思う。

「事実は正しく指摘」しようよ。
結論は、元の中島氏の結論も含めて携帯関係クラスタやらそうした関連記事ではさんざん出ている指摘なので特に異議もないのだけど、その「前振り部分」の事実誤認なのか無知なのか分からないが、事実無根の記述がこんなに短いエントリーなのに三つ(数え方により四つ)もあるよ。
はてブとか読む限り、勘のいい人たちは「何かおかしくね?」とちゃんと気付いてるみたいだけど、言葉のまま信じ切っている人も多いみたいなので、きちんと添削しておく。

ガラケー端末も遙か昔からTCP/IPぐらいサポートしている

WAP1.0の前世紀ならいざ知らず、少なくともiモードはその登場時からTCP/IPベースの携帯端末だった。 小飼氏が言っているのはその10年も昔のWAP1.0と取り違えたような話だ。
というよりWAP1.0のプロトコル・ゲートウェイ的なダサイ実装が嫌だったのでそもそも独自にiモードをTCP/IPベースにして開発した、というのは有名な話だ。
この端末からゲートウェイからもちろん外部のインターネットまで通信層をTCP/IPでデザインするというというアーキテクトはその後のWAP2.0へそのまま踏襲された(つまり現在世界的に見ても『IPアドレスが割り振られない』携帯端末はまず存在しない)。
そもそもガラケーでも問題なくSSLが出来ている(完全なピア・ツー・ピアという意味)時点でTCP/IPをサポートできていないはずが 無いのだが。
なおこれはEZWebやYahoo!ケータイでも(初期にはWAP1.0な時代があったかも知れないが、そこの歴史は僕には分からない。識者の教示を求む)同じことだ。

参考: WAP2.0で何が変わったのか

別にiPhoneだからと言って「グローバルIP」とは限らない

あいまいな論の文章なので判断しにくいのだけど、小飼氏の論やツイートを見ると「iPhoneにはグローバルIPが振られ、外部からも自由にアクセスされ得る」から「終端として主導権を握れる」のが他の端末との大きな違いとなった、とも読める。つまりグローバルIPを自由に使える点が重要だったという意味だろうか(正直こうしてまとめていても僕にはよく分からない)。
仮にそうだとして、日本ではソフトバンクのいわゆる「panda-world.ne.jp」と呼ばれる「iPhone専用網」でサービスされておりここではグローバルIPが割り振られる。IPがグローバルかプライベートかは通常は分からないが、JailBreakしていれば自機のIPが把握できるアプリもある。
しかし世界的にはそんなキャリアだけではない。
例えばこちらの資料をみれば一目瞭然だ。世界的にはグローバルIPを使用するキャリア、 プライベートIPを使用するキャリア(つまりキャリアグレードNATを導入しているキャリア)が混在している。

APN Settings for iPhone 3G | The iPhone User Guide

これらの国ではiPhoneの他の機種に対する魅力は無いのだろうか。ノキアは悠々自適なビジネス環境を生きているか。そんなことは無い。
更に言えば、そもそもスマートフォン網だのガラケー網などと分かれている(アクセスポイントが分けられている)国の方が珍しいので、従来の携帯端末でもグローバルIPが割り振られる場合も同様にある。
「日本のガラパゴス現象」を主題にしているのは理解しているが、しかしその論では「海外においてもiPhoneがスマート」になっている理由付けにはならないだろう。
論理的帰結として、iPhoneはまたはスマートフォンとはそうした「外的要因」からは分離されたところにその存在意義や魅力があると考えるべきだろう。

なお僕には詳細は分からないのだが、「そもそもiモードにも外部接続を受け付ける仕組みはあるよ?」という指摘もある。

定額データ料金はiPhone以前からずっと存在している

これまたあいまいな文章なので判断しにくいが、「iPhoneは定額データ(=常時接続)が無ければこれほど浸透しなかった」は自明としても「定額データを導入したからiPhoneが浸透した」なら成り立たない。既に多くの人が理解するようにiPhone以前の何年も前からガラケーで定額データは一般的だったからだ。
今に始まった経緯では無いのだから「iPhone『だけ』を特別なものにした」論の論拠としては甚だ疑問だし、では何故ガラケー(やその他従来端末)がiPhoneになれなかったかの論としては成り立っていない。

ガラケーがiPhoneになれなかった訳もしくはキャリアがiPhoneを企画できなかった理由

このブログでは、あるいはTwitterでも散々ツイートしているし長くなる話なのでかなり簡単にまとめるが、僕自身は「肝」はいわゆる固有端末ID(uid, X-UP-SUBNO、X-JPHONE-UIDなど)をベースにしたモバイルECが想像以上に成功しそれ以外の方向性に舵を切る必然性がキャリア・メーカーともに無くなったからだと思っている。つまり「イノベーションのジレンマ」かも知れないし、中島・小飼両氏の「結論」も別に異議はない。それ故にキャリアはメーカーを飼い慣らす(実は飼い慣らしたかったのはユーザーだろうが)必要があったしメイドにもならざるを得なかった(つまり両氏の「結論」は「結果論」)、というのが本質論だと思っている。
もし興味があるのなら以下の以前のエントリーも参照して欲しい。

日本のケータイWEBはどうしてこんな仕様になったのか
結局SIMロック論議もオープンプラットフォーム構想も端末IDの話に尽きるのかも知れないなぁ
Appleは本当に垂直統合なのか – 日本の携帯キャリアとの違い
ガラケー機能は須くクラウドを目指せ

ともあれ。エンジニアたる者、事実に立脚せず思い込みだけで論陣を張るなど以ての外だし、知らないことは知らないでよいのではないか。その上で知りたいのなら(議論したいのなら)きちんと新たに学べばいいだけだ。これはネットだけでなくリアルにおいても「技術屋」としては最低限の矜持である。

ROCA,  the mere engineer.

2010-12
28
17:26:13
2011年の展望ベスト10を僕も考えてみた


年末だなぁ。ってのはやけにテレビが面白くて感じることが多いですよね。

ということでふと気が向いたので僕もちょっと来年2011年(あるいはそれ以降?)に起こりそうな変化というか展望についてちょっと考えてみました。予想と言うほどでもないしもちろん予言でもなく、僕自身が期待している分野の話と言うことで。
因みにモバイル・IT混在です。 Continue reading

2010-11
28
05:22:27
Appleは本当に垂直統合なのか – 日本の携帯キャリアとの違い


よく「日本の携帯キャリア構造を垂直統合と言われるがAppleこそ垂直統合ではないか」「Appleは日本のケータイ業界を参考に垂直統合戦略を組み立てた」などという人がいる。
しかし個人的には果たして日本のキャリア構造とAppleの戦略を同一視し、更にはそれを理由に日本のキャリア構造について肯定的に捉える(または言い訳に使う)論法には反対だ。
また更にはそれをして「勝てば官軍、負ければガラパゴス」とまで拡大解釈する向きもあるようだ。
ここではその「Appleこそ垂直統合・ガラパゴス」主張について反論をしてみようと思う。

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