2005-01
15
17:12:00
SoftwareDesign 05/01月号 「Atom基礎講座」の感想などを


遅まきながら会社からパクってきて(本当にパクった訳ではないですけど)、ウィザシステムさんのBlogWrite担当氏が執筆された「Atom基礎講座」をようやく読み終えたので、偉そうに感想なんかを。
一言で言えばAtom規格(Feed, PP含めて)全般を知るFirst Experienceとしては非常に良かったと思います。
個人的には特にFeed規格はあまりよく知らなかったので、RDF/RSSとの比較などは非常に発展性を予見させる内容かつ冷静な視点の記事で読みやすかったです。
同様にAtomPP(Atom API)編も大変まとまりよく、(現時点でのという制限付きではあるでしょうが)資料的価値も付加されバランスも良く、明瞭です。こまめに迷わない程度の最小限度のTipsや注意が入っているところも、さすが開発者ならではというところでしょうか。
AtomPPはそもそもBlogにでも関わっていない限り通常のエンジニアも聞いたことさえ無かろうと思うので、例えばWebDAVとの比較のように特徴やポジションをイメージさせるというか、導入部分での啓蒙はとても大事ですね。
唯一、第4章の実践編はもう少し詳しくて欲しかったなぁという気はします。但し、これは完全に枚数が尽きていたのだと思いますが。
またライブラリの関係上コードサンプルがPerlなのは仕方ないとは思うものの、
Javaなど多言語での利用についての言及がWSDLベースで少しだけだったのが残念。
とは言え、現時点では、日本語では最もまとまったAtom解説であることは間違いないでしょう。
エンジニアの皆さん、とりあえずは少しAtomに注目してみてはどうでしょうか。

2 thoughts on “SoftwareDesign 05/01月号 「Atom基礎講座」の感想などを

  1. こんにちは。
    以前焚きつけてしまった手前、言及させて頂きました。
    素直に分かり易い記事だと思いましたよ。
    少しずつでもAtomの認知度が上がるとよいですね。
    後はやっぱり適用範囲がどれだけ伸ばせるかでしょうか。
    >この記事で少しでもAtomを利用した面白いツールやサービスが増えればとっても嬉しいです。
    >ライバルになってしまっても^^;
    僕も時期が熟したら参考にして実装させて頂きます(^^;

  2. おお!
    ありがとうございます。BlogWrite担当です。
    Atom API編は、それなりに自信を持って解説したつもりなので、誉めていただくと素直に嬉しいです。
    >第4章の実践編は…これは完全に枚数が尽きていた
    実は、最後になって気力が尽きていました^^;
    活字食傷気味という珍しいびょー気らしいです(w
    ただ、Atomを実際に使えるツールやサービスが非常に限られていたという事もあったので難儀しました。
    この記事で少しでもAtomを利用した面白いツールやサービスが増えればとっても嬉しいです。ライバルになってしまっても^^;
    まとまりの無いコメントになってしまいましたが、感謝。

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