「iTunes」タグアーカイブ

2009-11
04
20:35:00
ニコニコPodder R1.1.14をリリースします


本当は次のバージョンはR1.1.13でBuild42だったんですが、退院明けの作者には偶然にしても不吉すぎたので、欠番にしました(>_<) 主にバグFIX版です。 ■(9)にて発生していたマイリストの作成・削除、マイリストからの動画削除、移動、貼り付けでの問題を修正しました これで(9)になってから発生していた問題はすべてクリアできたかと思います。 ■iTunes登録されない場合があった問題を修正 「ローカルマイリストの動画はiTunesから登録削除する」オプションの追加に伴って混入していたバグです。 コメント欄で頂いていた「どうしてもiTunesに登録できない」という問題はこれだったかも知れません。 ■登録マイリストが多くなるとプルダウンのマイリスト名が他のものに置き換わってしまう問題を修正。またこのためダウンロード・変換先フォルダ名も置き換わってしまう問題になっていたと考えられます これ、偶然気付いたんですが、ずいぶん初期から混入していたと思います。これまですみませんでした。。 やはりコメントで頂いていた「一度ダウンロードしているはずなのに再ダウンロードしてしまう」問題はこれが原因だったかも知れません。 ■貼り付けができなくなっていた問題を修正 ある時期から不可能になっていたと思いますが修正しています。 その他幾つかのエラーハンドリングなどを修正しています。 # まだiTunesとの相性問題など解決していないものもあるかも知れませんが、そろそろR1.1系列は何か大きな問題が起こらない限り機能追加は行わず、安定版として固定する予定です。 (そういえばiTunes9での問題はまだ起きてますかね。。?) しばらく間をおいた後に、R1.2系列に取りかかることになるでしょう。 既にお聞きしてきた分もありますが、機能要望などありましたらどうぞ、コメント欄まで。 その他質問などもコメント欄へどうぞ。 * R1.1.15をリリースしました。今後はそちらへどうぞ

2009-10
10
02:38:00
ニコニコPodder R1.1.11をリリースしました


R1.1.11です。基本的にはバグFIXバージョンです。
■iTunes登録時にインターバルを設定するようにしました
最近よく報告されているiTunes9での登録エラーへの対応として、登録時にインターバルをもう少し取ってみると同時にnicoPodder.iniにて調整できるようにしてみました。
僕の環境で発生していないため検証できないのが歯がゆいのですが、ご報告頂いた内容からは連続したり小さなファイルの場合に発生しやすそうだとのことで、iTunes側での非同期処理に不具合があるのではないかと推測しています。
確証はないものの登録タイミングで十分なインターバルを取ることで何らかの改善があるかも知れません。
初期値ではファイルの登録時に1.5秒、各データ登録時に0.5秒としています。
変更する場合にはnicoPodder.iniのiTunesIntervalおよびiTunesInterval2ndを変更してください。前者はファイル登録時、後者はデータ登録時のインターバル時間です。単位はミリ秒なので、1.5秒であれば1500となります。
これで何らかの改善があればよいのですが・・・。何か変化があったかどうか、フィードバックを頂けると助かります。
■インストールフォルダが日本語を含んでいた場合に、ニコニコムービーメーカー(SWF)のビデオ変換に失敗する問題を修正
コメントでもご報告もらっていました。動画が変換されずよく読めない文字が表示されるだけになっていたと思います。
修正されたと思いますので。再度試してみてください。
■カテゴリー・作者名の取得に失敗した場合にも再実行で再取得可能にしました
これまでは何らかのサーバーエラーが発生した場合カテゴリーや作者名が「なし」とされてしまい、再設定不能でした。
失敗時は明示的にデータなしとして、再実行時に取得できるようにしています。
その他の変更点はアップデート履歴を参照してください。
# 私事で恐縮ですが、来週半ばから月末にかけて所用のため海外に滞在しています。そのためコメントなどへの反応が遅くなるかも知れません。ご了承ください。
では何かありましたらコメント欄までお願いします。
追記
書き忘れてました。コメントで「リリース日が追加できるようにして欲しい」との要望がありましたが、残念ながら現在のiTunesではリリース日の設定ができないようなので断念しました。
いいアイデアと思っていたのですが、残念。
* R1.1.12をリリースしました。今後はそちらへどうぞ

2009-09
15
23:33:00
ニコニコPodder R1.1.9をリリースしました


今回はバグFIXとともに幾つか機能追加と仕様変更を行っています。
■オリジナル品質変換機能を実装しました
こちらは少し説明が必要だと思います。
まず背景から説明すると、ニコニコPodderも初期バージョンを公開してからほぼ二年が経過して、ニコニコ動画周辺も投稿される動画もかなり変容してきました。その中で、そろそろ変換される画質が気に入らなくなってきていた、という前提があります。
そもそもニコニコPodderは当初iPodやiPhone(その頃はtouchだけでしたが)で手軽にニコ動を見るために、画質・音質とも高品質を追求するのではなく、変換サイズも考慮して良すぎもせず悪すぎねせず、というところで変換オプションを調整していました。
以前はまだまだ著作権的に問題のある動画も多い時代で品質の悪いものも多く、またFLVだけでもありニコニコ動画全体の画質もあまりよくなかったので、これはこれでよくバランスが取れていたと思っています。
しかし最近はMPEG4も導入されたり、初音ミクなどに代表されるようなユーザーオリジナル動画の品質(画質とか音質)の向上には目を見張るものがあり、例えば「プロの犯行」などと呼ばれるのはご承知の通りです。
となるとニコニコPodderのデフォルト設定での画質・音質も甚だ不本意になってきており、デフォルト値を変えて、サイズや変換時間は多くなるものの、実際の動画に見合った品質にしたいな、と思っていました。
しかし問題が一つありました。
これは多くの変換ツールでも同じことなんですが、ffmpegのオプションなどでは変換時にビットレートやフレームレートなどの設定値をあらかじめ指定しないといけません。
もちろんある特定の動画であればそれに合わせればいいのですが、不特定多数の動画が変換される場合、具体的に値をどうするかは大きな問題です。
初期のニコニコPodderでは変換サイズとiPod画面で見ることを前提に、悪く言えば、良くも悪くもないどっちつかずの値を採用していました。
しかしそうすると、その品質を上回る動画を変換する際には当然それだけ品質は悪くなりますし、反対に品質の悪い動画の場合は帯域を使ってファイルサイズが無駄に大きくなります。
そこで今回、ダウンロードされた動画のビットレートその他の属性値を変換前に取得して、それを元に実際の変換値を決定する「オリジナル品質自動設定」機能を導入しました。
変換パラメータの設定値は元の動画に応じて毎回調整されますので、これであれば比較的元の動画に応じた品質とファイルサイズ、変換スピードのバランスが取れることになります。
とは言え、まだやっていることは単純で、例えば元動画のビットレートが800Kであれば、それをそのまま変換オプションへ渡しているだけです。また実際にはフォーマットの変換を行うのに、元動画の設定値そのままでいいのか、という考えもあります。
まだファーストチャレンジですので諸々欠点もあるのですが、少なくともこれまでよりiPodやiPhoneに相応しい画質・音質になるとは思いましたので、今回導入としました。
恐らく今後のバージョンではこの機能を拡張していくことになるかと思います。
長々と難しく書きましたが、使うユーザーにとっては、操作などはこれまでと何ら変わることはありません。
また以前の変換オプションを手動で設定することも問題ありません。
少し前より絵や音がきれいになったかな?ぐらいに感じてもらえれば幸いです。
なお今回変換オプション仕様を変更した都合上、nicoPodder.iniの変換オプション指定はすべて強制的に最新に更新しています。以前の設定はnicoPodder_backup.iniという名前でバックアップされていますので、必要に応じて参照または変更してください。
■SWFConvertは同梱にしました
ライセンス上も問題ないだろうと判断し、今回から同梱にしました。そのためパッケージに含むファイルは格段に増えています。
また1.0.3としてオリジナル品質自動設定に対応したほか、変換ステップ数も削減しています。
なおSWFConvert自体のライセンスは従来から変わりなくGPLv2です。別途ソースコードも公開しています。
従来まで使用していた”SWFConvert”フォルダはもう使用しません。お手数ですが手動にて削除しておいてください。
■右クリックメニューからの変換やiTunes登録の実行は再実行としました
■iTunes登録チェック時に無効なパスのファイルが登録されている場合には正しいパスで登録し直すようにしまし

微妙な変更ですが、一部コメント欄でリクエストも頂いていました。
これまでは右クリックメニューからファイル変換やiTunes登録をしても、すでにファイルが変換されていたりiTunesへ登録されていた場合には何も行いませんでした。これは「一括」の場合や「開始」ボタンを押した場合も同じです。
今回から右クリックメニューからの変換とiTunes登録については、更新という扱いにしました。
変換の場合はすでにファイルがあるかどうかに関わらず再度変換を行います。またiTunes登録の場合は、登録はそのままに説明やプレイリスト、アーティストなどの属性を更新します。
基本的に登録の削除は行いませんが、例外的に登録ファイルパスが無効な場合のみ、一度削除してから再度登録としています。本当はファイルパスも更新できるといいんですが現状では無理なため、一度削除としていますのでお気を付けください。
その他変更はアップデート履歴もご覧ください。
では何かありましたらコメント欄までどうぞ。
* R1.1.10をリリースしました。今後はそちらへどうぞ

2009-09
10
20:38:00
iTunes9を使ってWindowsとMacでニコニコPodderの動画・音楽を共有する


iTunes9出ましたね!
いろいろレビューも出回ってますが、個人的に嬉しかったのはホームシェアリングの搭載でした。
ホームシェアリングは、最大五台までのiTunes搭載マシン間で楽曲の自由なコピーを可能にする、という機能です。
動画: iTunes 9 のiPhoneアプリ管理、ホームシェアリング
これはOSがWindowsであろうとMacであろうと関係ないので、例えばこれまで難しかった複数マシンや異なるOSでのライブラリの共有がある程度可能になります。
実はこの春にメインマシンをWindowsからMac miniにして普段使いのiPhoneもMacを母艦にしていたんですが、WindowsのニコニコPodderでダウンロードしたビデオや音楽をMacへ移行するのが一苦労でした。
一時期はライブラリを共通にしようと思い、ファイルサーバーなどを駆使しようとしていたんですが、悉く失敗して諦めていました。WindowsとMacでは設定ファイル中のパスの書き方などが異なり、なかなか両者に共通した共有が難しかったんですね。
ところがこのホームシェアリングでは、双方で同じAppleアカウントを指定していれば、iTunesの共有メニューから互いのライブラリを確認してコピーしてくることが可能になりました(相手にコピーすることはできません)。
例えば僕の場合はMacにWindowsのニコニコPodderの曲をコピーしたいので、まずMac側からWindowsのライブラリを開いて、コピーしてからMac側のライブラリやプレイリストへコピーすれば自動的にファイルコピーしてくれます。
もちろん、アートワークやアルバム、アーティストなどの属性情報もそのまま引き継いでくれます。
楽ちんですよ。両刀使いの方はぜひお試しあれ。
20090910203536.jpg

2009-08
30
18:30:00
【重要】ニコニコPodder R1.1.7のリリースと重要なお知らせ


今回のR1.1.7は、R1.1系列もお陰様で安定してきましたのでようやく安定版としてリリースしたいと思います。
R1.0系列ユーザー含めて以前バージョンを使用しているすべてのユーザーに移行を推奨します。
今回は基本的にはバグFIXとパフォーマンスアップが中心です。主な変更点は以下となります。
■大量リストの場合の描画パフォーマンスを改善
数百件程度の動画リストでの表示パフォーマンスを改善しました。例えば400件程度のマイリストへの切り替えは手元環境で1秒程度です。またステータスチェックなどその他の処理のパフォーマンスも若干向上しています。
■iTunesのエラー時などに自動運転モードで落ちていた問題を修正
コメントで頂いていた問題ですが修正しています。
■32bitと64bit環境をチェックして違う版を使用していた場合には警告を出して終了するようにしました
あまり自身の環境に詳しくない場合よくわからなかったと思うのでチェック機能をつけてみました。
■メッセージ出力リスト履歴の上限を1000行に抑制
自動運転など長時間稼働させていた場合にはこれが原因で落ちたりパフォーマンスが低下していた可能性がありました。
とりあえず決めで1000行ですが履歴の確認であればほぼ問題ないかと思います。
■SWF ConvertはR1.0.2になりました
少し変換オプションを変更しました
その他の変更点はアップデート履歴をご確認ください。
またこれに伴い、従来のR1.0系列の公開は本日付にて終了します。今後はR1.1系列をご利用頂けるようにお願いします。
◇◇◇
そして重要なお知らせなのですが、今回の正式版移行に際して、今後ニコニコPodderは、無償で従来と同様に使える「フリー版」としての機能と、有償にて有効になり新機能を中心にすべての機能が無条件で使用できる「フル機能版」としての機能にて提供させて頂くこととしました。
皆さんには大変申し訳ありませんが、個人的事情含め様々な状況から総合的に判断し今回の結論としました。
今後ともこれまで以上に精力的な開発とサポートに励みたいと思いますので、皆さんのご理解とご支援をどうぞお願い致します。
以下にて簡潔に今回から導入する「フリー版」と「フル機能版」についてご説明致します。

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