今までフレッツADSL モアⅡ(40M)で何の問題もなく5年ほど使い続けてきたんですが、週末にとうとうフレッツ光を導入しました。
古めのマンションなので光配線やLAN配線タイプではなく、各部屋へは電話メタル回線で引き入れるVDSL方式なんですが、要するにADSLの場合のモデムの代わりにVDSL終端装置兼ルーター(レンタル)を入れ替えるだけなので簡単でした。
実際には別に購入していた無線LAN対応ブロードバンドルーターで部屋の中はつないでおり、PPPoEもこのブロードバンドルーターから接続しますので、設定変更も一切なしです。
(この場合終端装置兼ルーターではPPPoEブリッジとなります)
マンション共有型なので下り速度は20Mから70Mまでばらつきますが、上りはあまり使われないのか50M辺りで安定していますね。
これまでモアⅡでは大体6M程度だったので、まあ快適になった気がしますが、実のところは下りよりも上りの方が満足度は高いです。これまではせいぜい1M程度だったのが一気に50倍になりましたので。
さてついでに(NTTのお姉さんの勧誘に簡単に乗って)「ひかり電話」も導入してみました。いわゆるVoIP電話ですが、ルーターから電話回線を分岐するのでそれまでの電話機をそのまま使えるのが特徴です。
実のところひかり電話まで入れるつもりは無かったんですが、固定電話では基本料金\1,700- + ナンバーディスプレイ \400- = 計 \2,100- がひかり電話だと基本料(基本プラン) \500- + ナンバーディスプレイ + \400- = 計\900- になるとのことで簡単に転んでしまいました。
とは言えよく聞く話ですが、割とひかり電話は障害も多いらしく、また掛けられない電話番号があったり、停電時(実質は災害時でしょうね)には通電がないので使えなくなるなど、デメリットも多いです。また固定電話->IP電話へのナンバーポータビリティなどで初期費用も\3,000-ほどかかる模様。
なので実際には自身の使い方やデメリットなどもよく考慮して変更した方がよいと思います。が、個人的にはまあ何でもいいか、ってところですね。
さて前置きが長くなりましたが、自分で使用できる電話環境が最近格段に増えました。ひかり電話に、メインのDocomo携帯、iPhoneに以前海外へかけていた時にはよく使っていたのですが最近久しぶりにiPhoneへインストールしたSkypeなど。
電話を受けるのはほぼDocomo携帯になっていますが、これは受ける上でのコストはかからないし、昔から電話番号が周知されているのでもう避けられないと。
しかし掛ける際には通話料がかかる訳で、果たしてどれを使って掛けるのが一番いいんだろう。
ということであまり通話料とかコストは見ていなかったのでまとめてみることにしました。
以下がその表です。
なおこれは僕の契約や使い方に沿っているだけなので、当然個人の契約内容やオプションなどにより全く金額や使い方も変わるはずなので注意してください。
以下を調べるに当たり各社のWEBサイトを参照しましたが、情報はさすがにわかりやすく載っていたものの、通話料が30秒単位だったり、1分/3分だったりばらばらでとても見分けが付きにくかったです。このあたり統一したらどうなんだろう。
(注)税別です。また概算であり例えばユニバーサル料などの細かな金額は無視しています | 通話料(分) | 月々の基本料 | ||
固定電話 | 携帯電話(自社グループ向け) | 携帯電話(他グループ向け) | ||
NTT東日本 ひかり電話 [基本プラン] |
約2.6円 | 16円 | 17.5円 | 基本料 500円 + ナンバーディスプレイ 400円 計 900円 |
Docomo [バリュープランSS + ひとりでも割50] |
40円 | 基本使用料 934円 + iモード 300円 + 留守電 300円 + パケ・ホーダイ ダブル 467円~4200円 計 2001円~5734円 無料通話 1000円/月 |
||
Softbank iPhone 3GS [iPhone for everybody] |
40円 | 無料~40円 | 40円 | ホワイトプラン 934円 + S!ベーシック 300円 + パケット定額フル 980円~4200円 – 月々割 1920円 計 294円~3514円 |
イーモバイル [ケータイプラン 新にねん+アシスト1000] |
37.8円 | 基本使用料 0円 + EMNet 300円 + データ通信料 1000円~4980円 + アシスト1000 1000円 計 2300円~6280円 無料データ通信 1000円/月 |
||
Skype | 2.66円 | 17.5円 | なし |
ほとんど使ってないんですが、一応S11HTを持っているのでイーモバイルも調べてみました。
こうして見ると、どれもこれもケチくさいプランばかりになってます(笑
一見Softbankがお安いように見えますが、月々割は端末代金の補填なので実質的にはDocomoとほぼ変わらないと思っていいでしょう。またこれは一括で割賦分を支払ったことを想定していますので割賦を含んでいません。実際にはついこの間までは約8000円ほどの請求になっていました。
またイーモバイルのアシスト1000も同じく割賦分と言えますので、実質的には1300円~5280円となります。
データ通信についてはひとまず置いておきますが、発信を考えた場合には、まずはDocomoのみ無料通話があるので、在宅・外出問わずまずはこれを使い切るのがよさそうです。
僕はもうあまり長電話もしなくなりましたが、数ヶ月に一度ほど突如長時間通話をすることがあります。そんな場合、Docomoの無料通話分は二ヶ月繰り越せるので最大3000円分までは無料に出来ます。
つまり一ヶ月当たり約25分まではDocomo携帯からかけるべきでしょう。
次にこの無料枠を使い切ったら、在宅であればひかり電話か、あるいは出先でもWifi環境を何とか見つけてSkypeが良さそうです。
外出先でどうしてもWifiが見つからない時は比較的イーモバイルか、あるいはSoftbank向けと分かっているならiPhoneからが良さそうです。
但しイーモバイルはほとんど持ち歩いていないので、実質的にはiPhoneからになりますね。
分かってはいたんですが、イーモバイルは改めてまとめてみると、寝かせているにはコストが高いですねぇ。
ということでそろそろ解約しようかなと思っています。
イーモバイルを解約するとして、データ通信をiPhoneに集中してDocomoは無料通話分以外できるだけ使わないことにすると、電話関係の月々出費は最大7000円ぐらいまでに収まりそうですね。
これまではiモードも結構使う月があったり、何故かイーモバイルのデータ通信が上限行っていたり(多分自動通信をOFFにしていなかった)でひどい時は恐らく月に20000円近くかかっていた時もあったと思うんですが、これでかなりシェイプアップできそうです。
なお実際の通信費という意味では、ここにフレッツ光のNTT契約分とプロバイダー分として約4700円が加算されます。
こうしてまとめて見ると、自分が如何に無計画に契約して使っていたかよくわかりますね。
多分同じように何回線も持っている人も多いと思いますが、時にはこうして自分の通信費をまとめてみたらどうでしょう。なかなか面白い発見もありますよ。