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2008-09
25
22:10:00
Androidにあまり惹かれないのは何故だろう


昨日、US T-Mobileから正式発表されて僕の想像以上に盛り上がっている訳ですが。
何故だか今ひとつ萌えないのは何故だろうと考えてみた。
20080925190226.jpg
いや、まず大きく一つはまだ触ってもいないので実感がないのは大きいんだけど(出オチです)
主なスペックは以下の通りで(ベトナムとPDAとモバイルとさんから)
・スライド式QWERTYキーボード&タッチスクリーン
・HSDPA 1700 / 2100、GSM / EDGEデータ
・WiFi
・3メガピクセルカメラ
・1GBフラッシュメモリ
・microSDスロット
・Android Marketからアプリダウンロード
・Amazon専用サイトを用意。MP3アプリでDRMフリーの楽曲を携帯に直接ダウンロード購入
・プッシュGmailサポート
・Google ChromeのMobile版
・Google Mapにはストリートビュー対応
・Googleカレンダーやコンタクト、チャットなどはプッシュで自動的に同期
・Google TalkのほかY!メッセンジャーやWindows Live、AIMなどIM
・Bluetoothハンズフリー通話サポート。A2DPなし?。
・word、excel文書、pdfビューア
・Microsoft Exchangeサポートは現時点でなし。
全然悪いスペックじゃないよね。押さえるところは押さえた感じ。
でも一体何が特徴になるのか。
押さえるところは押さえた。でもそこから何を訴求するのかそれがまだ足りていないのだと思う。
Androidは後発だけに、何が先発製品に対する差別要因なのか、明確にならなくてはならない。
もちろん一番は、Google各サービスとの魅力的な統合ということになるだろう。
でもそれは他のWM, Symbian, iPhone OSでもある程度達成されてしまっているんだよね。
Google故の何で差別できるのか、まだ見えないというのが正直なところ。
だったら使い慣れたWMとかSymbianでいいじゃん、そっちの方がソフトもハードもバラエティに富んでるし、とか思っちゃう。
もう一つはハードとの融合あるいは共存共栄だと思っている。
ここでiPhoneを引き合いに出して悪いけど、iPhoneを使ってみて初めて優秀だと思うのは、ハードの特性を考慮したソフトの有り様なのだ。
例えば傾きセンサーがあるから撮れた写真の向きを検出できるし、GPSがあるからGoogle Mapも生きてくるし、ズームも何もないそっけないカメラだけどアプリとの統合を前提にしたから様々なアプリがそれを補完してくれる。
これはもう「思想」の問題なのだろう。
ハードがあって、新しくOSを作ったからそこに載せて出来上がり、というものではないのだ。
それは実は各社のWM機でもNOKIAでも実は同じなのだと思っている。
Androidは果たしてそこまでの思想を持ち得ているのか。僕にはまだ見えない(これまで他社が実現している分は実現しているだろうけど)。
僕のこの感覚を取っ払ってくれるような製品だったらいいなぁ、そんな情報が飛び込んでこないかなぁと思ってます。
ただ正直、これまで色々記事とか読む限りは、OSとかハード的にはよっぽどSamsungなんかの方が魅力的なんだよなぁ。