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2005-04
04
02:03:00
はてなウェブサービス


Webサービスつながりで。
はてなが自社の提供するウェブサービスをまとめたページを公開し始めたんですね。
これまでばらばらだったのをまとめただけじゃなく、幾つか新しいサービスも提供されている模様。
でもほとんどはRSS配信で、これと言って面白そうなのはせいぜいはてなダイアリーキーワード自動リンクAPIぐらいでしょうか。
僕の発想が乏しいせいかも知れませんけれども。
OpenSearch対応も、はてなから何を検索したい?とか思ってしまうもので・・。
RSSはRSSでバラエティに富んだRSSならそれはそれで面白い(未来検索とかtrack feedの新着通知とか)んですが、詰まるところその事業者がどれだけユニークで有意なデータを提供してくれるかに依存する訳で。
そういう意味では価格.comがアラートを配信してくれないかなぁとか思うんですが。
とか考えて探してみると、そんなサービスも既にあるんですね。
【アラジン】 -通販店舗・ショップまとめて検索!無料の商品検索・価格比較サービス「ショッピングサーチ・アラジン」-
商品量的にはどうだろうとは思いますが、使える人には便利に使えるサービスじゃないでしょうか。
梅田望夫さんもTim O’Reillyの話から、既に昨年そんなところを指摘されていらっしゃいます。
[梅田望夫・英語で読むITトレンド]:
データの重要性を指摘するO’Reilly
確かに。かなり同意できる向きも多いのではないでしょうか。詰まるところ、企業の武器は人的リソースと蓄積データに尽きるはずです。
GoogleなんかはインターネットOSなんて言い方もしていますしね。Sunがずっと言い続けてきたことを彼らは具体的に実現し始めていた、ということでしょうか。
技術もそうですが、果たしてどれだけユニークなデータを提供し続けられるかが消費者の目に晒されることになるのでしょう。
クリック・アンド・モルタルなんてのは古い言葉になっているのかも知れませんが、実のところITバブルやもろもろを乗り越えて地道に努力してきた企業にとっては、ようやく勝負のしどころが迫ってきているのかも知れません。
これに対して情報量では引けを取る新興企業がどう太刀打ちしていくか、はとても面白い視点に感じます。
# Blogはしょせんその時々の「人の意見」に過ぎません。それを如何に価値あるものに昇華できるか。
梅田さんもはてなにJoinされたとかで、この辺りをどう料理されるか。楽しみですね。