最近うちのサイトもテクノラティなどBlog検索エンジンからのリーチも徐々に増えてきています。
まだ通常の検索エンジンの利用の方が一般的だと思いますが、それに比べてどの程度Blog検索は使えるものなのかどうか、以前から疑問に思っていたこともあるので、簡単なテストで実際のBlogの検索具合を試してみました。
テスト内容としては単純なものにしてみました。
これまで検索エンジンには登録されていない造語を記載したBlog記事を公開してみて、それがどの程度の時間と精度でひっかかるようになるかを試す、というものです。
Blog検索の特徴として、記事作成からのリアルタイム性やBlogに特化した検索精度がよく挙げられますが、それを実地で確認するとともに、またそれぞれの検索エンジンでの違いも比べてみます。
「検索」タグアーカイブ
2005-09
14
20:08:00
GoogleとAsk.jpがBlog Searchを提供へ
Googleのブログ検索「Google Blog Search」ベータ版公開
Ask.jpが最短1分を誇るブログ検索を開始、画像やPodcastingも検索可能
前から話はあったものの、地図サービスもそうでしたが、どうしてこうした同様のサービスの発表はダブるんでしょうか。他方がライバルの情報を仕入れるのかな?
それはともかく、Googleの方はAtom/RSSで検索結果を購読できるという点がCoolですね。BloglinesのSearch Feedの対抗馬の位置付けでしょうか。
少し試しましたがいい感じで絞り込めていて、ソートも日付順が選べるのも便利そうです。
一方のAsk.jpはBloglinesでの購読ボタンが付いているのはさすが子会社という感じですが、それ以外の機能はノーマルに思います。購読ボタンなら、Bookmarkletででも代用できますしね。
但しRSSからクロールしているのでリアルタイム性が高い、という点はポイントでしょうか。
その点、GoogleはどうやってBlogかそれ以外か判別しているのか興味深いですね。
Blogだけから検索したい、という場面はあまり無いので使う頻度は?ですが、例えば関連ページとしてトラックバックを追跡してくれるとか、個人的には全文をRSS/Atomで配信してくれるとかなら、便利なんだけどなー。
2005-06
13
22:53:00
Google Desktop Searchがいい感じ
これまで大して必然性も感じていなかったのですが、ふいに入れてみると、Google Desktop Search(以下GDS)がとってもいい感じです。
「別にそんなにわざわざ専用ソフトを入れてまで検索したいデータはローカルに無いし」とか僕も思っていた口ですが、実際使ってみると便利この上ない。
何が意外だったかと言うと、まず1アクションでワードに関連した諸々のデータが引っ張り出せるのがこんなに便利とは思っていなかったこと。
単にメールから探したい時に、ついでに関連するファイルや同じメールでもその履歴がぞろぞろと出てきてくれると「ああ、これもあったなぁ」とか思い出させてくれるのは単純に楽で良いです。
2005-04
04
02:03:00
はてなウェブサービス
Webサービスつながりで。
はてなが自社の提供するウェブサービスをまとめたページを公開し始めたんですね。
これまでばらばらだったのをまとめただけじゃなく、幾つか新しいサービスも提供されている模様。
でもほとんどはRSS配信で、これと言って面白そうなのはせいぜいはてなダイアリーキーワード自動リンクAPIぐらいでしょうか。
僕の発想が乏しいせいかも知れませんけれども。
OpenSearch対応も、はてなから何を検索したい?とか思ってしまうもので・・。
RSSはRSSでバラエティに富んだRSSならそれはそれで面白い(未来検索とかtrack feedの新着通知とか)んですが、詰まるところその事業者がどれだけユニークで有意なデータを提供してくれるかに依存する訳で。
そういう意味では価格.comがアラートを配信してくれないかなぁとか思うんですが。
とか考えて探してみると、そんなサービスも既にあるんですね。
【アラジン】 -通販店舗・ショップまとめて検索!無料の商品検索・価格比較サービス「ショッピングサーチ・アラジン」-
商品量的にはどうだろうとは思いますが、使える人には便利に使えるサービスじゃないでしょうか。
梅田望夫さんもTim O’Reillyの話から、既に昨年そんなところを指摘されていらっしゃいます。
[梅田望夫・英語で読むITトレンド]:
データの重要性を指摘するO’Reilly
確かに。かなり同意できる向きも多いのではないでしょうか。詰まるところ、企業の武器は人的リソースと蓄積データに尽きるはずです。
GoogleなんかはインターネットOSなんて言い方もしていますしね。Sunがずっと言い続けてきたことを彼らは具体的に実現し始めていた、ということでしょうか。
技術もそうですが、果たしてどれだけユニークなデータを提供し続けられるかが消費者の目に晒されることになるのでしょう。
クリック・アンド・モルタルなんてのは古い言葉になっているのかも知れませんが、実のところITバブルやもろもろを乗り越えて地道に努力してきた企業にとっては、ようやく勝負のしどころが迫ってきているのかも知れません。
これに対して情報量では引けを取る新興企業がどう太刀打ちしていくか、はとても面白い視点に感じます。
# Blogはしょせんその時々の「人の意見」に過ぎません。それを如何に価値あるものに昇華できるか。
梅田さんもはてなにJoinされたとかで、この辺りをどう料理されるか。楽しみですね。
2005-01
10
23:58:00
NAVERが検索サービス終了へ
2001年から独自の検索エンジンで「検索ポータル」として展開してきたNAVER Japanが今月末で検索サービスを停止するのだそうだ。
NAVER Japan: 検索サービス終了のお知らせ
ご愛顧いただきましたNAVER「検索サービス」は誠に勝手ながら、2005年(平成17年)1月31日をもちましてサービスを終了させていただくことになりました。