2008-12
31
01:00:00
どんなによいものでも時と共に廃れゆくという話


年の瀬なので、ちょっと暗い話をしてみる。
僕が今使っているレンタルサーバーはかれこれ五年ほど使い続けてるんですが、元々使っていたレンタルサーバー屋が倒産しドメインの管理もまともに引き渡されず途方に暮れていたところでたまたま見つけ、藁にもすがる思いで助けを求めたところ即座にドメイン管理権限を引き取ってくれ、しかもかなり親切かつ迅速というサーバー屋さんの模範のような会社だと思っています。
なので速攻で契約してから特に不満もなく、ほんのたまにサーバーダウンなどしていても、メールで連絡すれば夜中の三時とかでも10分ぐらいで連絡が来たりしていて、実際とても信頼しているのです。
しかしここ1-2年ほど個人的にある不満が溜まってきていました。


それはPerlやPHP、MySQLなどのバージョンが古すぎること。
当たり前と言えば当たり前なんですが、大概のレンタルサーバー(共有サーバーですね)というのは多数のユーザーを抱えていますので、そんなに頻繁にツールなどのバージョンアップは行いません。
特にユーザーへの影響を第一に考える良心的な業者ほどそうでしょう。
しかし、さすがに五年も経つとどうなるかというと、Perlこそまだ5.6系ですが、PHPは4.1.3とか、MySQLに至っては4.0系(Not 4.1)なので日本語処理でもいろいろ問題があって存分に利用できない場合もあります。
業者のWEBサイトを見るとサーバーによってはPerlだと5.0系、MySQLで3.4系(!!)という場合もあるようです。
当時は恐らくそれが最新だったことでしょう。しかし現在では誰がこれらでまともなサービスを開発しようかというバージョンになってしまっています。
またレンタルサーバー業界自体の進捗も激しく、当時はディスクが100Mも使えれば大容量だった訳ですが、現在ではかなり少ない部類となってしまいました。
しかし契約を簡単には変えられない事情によるのでしょうが、現在も同じ価格でこの容量のままです。
これは誰が悪いと言うことではありません。
しかし時間というのは誰に対しても平等に残酷なのであって、全体としてユーザーのメリット・デメリットを追求する結果、マーケットから廃れて脱落していくというのは避けられないことなのかも知れません。
そんなことを考えてながら、実は最近のはてなの方向性問題とやらも見聞きしていたんですが、個人的な感想で言うと、多分去年半ばぐらいから僕はコミュニティに違和感を感じていて、あまりサイトを見たりしなくなりました。せいぜいはてブのホットエントリーをリーダーで購読しているぐらいです。
何となくコミュニティでのくねくねとかの頻度がとてつもなく上がったような気がして、別に興味ないものとしては楽しくないんですよね。価格.comで好きな製品のコメントでも読んでた方がよっぽど楽しく感じられて。
で、はてなもやはり同じことのように思っていて、たとえ中の人がどんなにいいサービスや画期的なビジネスモデルを思いついても、多分今のはてなの雰囲気には投入できないもの9割とかじゃないのかな?
また中の人が想定する「はてなの枠」というものも存在するでしょうし。
はてなも既に歴史の長いサービスになっていると思いますし、そうしたものを変えていくというのは、いくら社長が深く反省したところでどうにもならないんじゃないかというか。
時間がサービスやコミュニティーを熟成し完成して、皮肉なことにその結果として新たな時代が追い抜いていくということなのかも知れません。
そう考えると、この業界には方向修正とか改善だとか改革なんてことは行えない宿命があるのかも。
あるのは「スクラップ&ビルド」だけかも知れませんね。
でも業界全体を考えればそれはそれでいいのかも、とも思うんですけどね。
なんてことを考えながら、試しに契約して運用開始してみたVPSサーバーを設定調整しながら、乗り換えようかどうしようかと思い耽る年の瀬の今日この頃です。
皆さん、よいお年をお迎えください。

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