MSDNで製品版が公開されたので何となくVista Ultimateから7 ultimateへ移行してみました。
マシンはDell Inspiron 530sです。
日常の環境はMacへ移行してしまっているので最近はWindowsを使うのは開発時だけなんですが、それでも開発環境が動かなくなると困ってしまうのでちょっと冷や冷やでした。が、好奇心にはかないませんでした(^^;
結論から言うと問題なく開発環境や日常的な利用も含めて動作しています。よかったよかった。
開発に使っているVisual Studio2008はまだ32bit版しかないのでx86環境にしたというのもよかったんでしょうが、ニコニコPodderもちゃんと動いています。
Vistaもいい加減二年ほど使ってきて環境も汚くなってきたのでアップグレードではなく新規にしてみました。
まずは必要なファイルについては、CドライブとDドライブにパーティション分割されているのでDへバックアップ。
次にインストールなんですが、DAEMON Toolsを使ってVista上からインストールしたのでドライブの再フォーマットは行えず、Vistaの入っているCドライブへそのままインストールされることになります。
ただし古いVista環境は「Windows.old」というフォルダへWindowsフォルダやProgram FilesフォルダなどVistaのシステムファイルはすべてまとめてバックアップしてしれるので、完全に新規インストールのイメージになります。
このバックアップはなかなか秀逸ですね。Vistaからこうだったっけ?
そこから開発環境と言えど使うであろうソフトを順番に入れていきます。
現在インストールしているのは、Opera10 Beta3、Safari、Google Chrome、iTunes+QuickTime、Flash Player、Acrobat Reader、Office2007、Visual Studio .NET 2003、Visual Studio 2008、ATOK2009、MobileMe、xmarks、ZumoDrive、TeraPad、WinSCP、TeraTerm、Synergy、X-Finderといったところです。
すべて動作は問題なし。
アンチウィルスソフトは、まだノートン インターネットセキュリティ2009のライセンスが3ヶ月ほど残っていたんですがあまりの重さに辟易していたので、試しにESET NOD32を入れてみました。
まだ試用版段階ですが、確かに軽くていいですね。OSが違うので比較にはならないけど、時折変なプロセスがCPUを100%掴まなくなっただけでも満足です。
検出率もトップクラスという噂だし、これでいいかなぁ。
そもそもノートンは動作が重すぎるのをカバーするためにプロセスの信頼リストだのっていろいろ付けるから余計に重いんだよね。
7を使い出して感心したのは、タスクバーがめちゃくちゃ使いやすくなりました。
クイックリンクと兼ねるというのは如何にもMacからのパクリっぽくはありますが(笑)、でもこういう起動やウィンドウ切り替えを一カ所に集中するというのが一番使いやすいですね。
Macに比べてのアドバンテージは、Aeroでウィンドウが確認できたり、複数ウィンドウの切り替えをそこから選択できたり、またそのアプリで最近開いたファイルも選択できる、というのはいいアイデアですし便利です。
Macで逆にパクってくれないかなぁ。
ということで問題らしい問題もなくあっさり足がけ二日で移行できました。
7は評判以上にVistaとの相性はよさそうですね。
「これで後二年はまた戦えるぜっ」とか思ってますが、果たしてどうなりますか。
「IT」カテゴリーアーカイブ
2009-07
07
22:22:00
ひかりTVを入れてみた
先日フレッツ光を導入してひかり電話に切り替えた話を書きましたが、その後更に調子に乗って、「ひかりTV」も導入してみましたので覚え書きで記録しておきますね。
(上記写真は、下がひかりTVチューナーのPM-700、上はHDMI切替機)
実はこれまでずっとCATVかスカパーみたいな多チャンネルTVを契約したいなぁと思ってきていたんですが、残念ながら住んでいる賃貸マンションは地デジ・BSデジタルはアンテナが立っていて視聴できるもののCSはアンテナが無く、またケーブルテレビも契約していません。そこで何とか見る方法はないものかとチャンスをうかがっていたのです。
ケーブルもなしCSアンテナもなしだったのですが、今回フレッツ光を契約したことでインターネット経由でひかりTVを導入できる環境が整ったわけです。
因みに、簡単に言うとひかりTVというのはIPネットワークで提供される多チャンネルテレビのサービスです。
一般には光回線前提のテレビサービスとしては「スカパー!光」が有名ですね。110度CSで展開しているサービスを光回線経由で提供しているだけなのでイメージとしてはよく似ています。
またややこしいんですが、似たような名前のサービスとして「フレッツ・テレビ」というのがあります。これは(現在のところは)地デジを提供するサービスとなっています。
ただしひかりTVの大きな特徴は純粋なIPネットワーク(IPv6)によって提供されているということです。そのため光配線が引き込めないVDSLなどの光サービスでも利用可能になっています。
一方スカパー!光やフレッツ・テレビはIPネットワークではなく光配線の帯域をそのまま利用して地デジの再送信や多チャンネル送信を行うサービスです。言うなれば地デジのアンテナやケーブルテレビの同軸ケーブルの代わりに光ケーブルを使用している訳です。
そのため宅内までの光配線の引き込みが必須であり、VDSL配線やLAN配線ではスカパー!光やフレッツ・テレビは利用できないのです。
よって、うちのようにCATVにもCSにも光配線にも対応していないような場合には、ひかりTVのようなIPネットワークTVサービスが唯一の選択肢になります。
KDDIのひかりone TVサービスやギャオネクスト、BBTVなども同じくIPネットワークを利用したサービスのようです。ひかりone、BBTVはそれぞれKDDIとYahoo!BBの光サービスが前提ですが、ギャオネクストはフレッツで利用できるようです。
ひかりTVは月額料金が微妙に高めなんですが、その分チャンネル数は一番豊富な気がします。スカパーにもほぼ匹敵しているんじゃないでしょうか。
また唯一HD放送に対応しているのもポイントですね。地デジやBSデジタルに慣れてしまうとと、いかに多チャンネルでも今更SD放送には耐えられないです。
2009-01
07
23:53:00
Appleこそが「Web2.0」企業と呼ばれるようになるのかも知れないよ
寝ぼけながら最新ニュースを見ていたので朝の時点ではぴんと来ませんでしたが、家に帰ってから改めてMacworldでの発表記事を見てみるとなかなか興味深いですね。
中でもiLife ’09の新機能はとても興味深く、そしてAppleらしい製品へ向かっているのだと思います。
どこがすごいの? Macworldで大目玉の「iLife ’09」スイートを徹底おさらい
- iPhotoでの顔認識と類似画像判別エンジンによるタギングとグループ化
- 写真に埋め込まれたジオタグから撮影地インデックスによるグループ化
- FacebookタグやFlickrジオタグとの連動
- これらと連携したスライドショー
こういうのってこれまでWEBサービスでもよく見られた技術ですよね。実はそれほど目新しいものではありません。
しかしiPhotoとローカルPCで組み合わせたとたん、素晴らしく見違えたように思えるのは何故でしょう。
それはローカルPCというユーザーに最も近く、確実にユーザー自身の身近なデータとの簡易な連携が新しい「ユーザー体験」を予感させるからだと思うのです。
Appleは特にこうした「デスクトップとWEBの融合」にかけては現在No.1だと思います。
2008-12
13
22:30:00
RDBMSは消えないよ、超巨大システムの中を見る限りは
RDBMSの時代の終わりが見えてきた
多分に突飛で、恐らく業界全体の空気を読みすぎていると思うんだけど。ちょっと思い込みの方向に。
ということでついこの間まで世界的規模の巨大システムの中の人だった僕が通りすがりついでに事実関係を語りますよ。
といってもそのシステムでの事実に過ぎないけどね。
2008-12
01
23:20:00
VMWare Fusion for Macが1日だけ半額
通常$79.99のところが、50% OFFで$39.99だそうですよ。
(US時間の)12/1 1日だけだそうなので、躊躇していた人は急いでみては。
因みに僕はとりあえず買ってみました。
VMware Fusion Promotion – VMware
でも以前のPallarellsの時と同じように、バージョンアップ前の在庫(?)一掃処分だったりするんだろうなぁ(笑