ITmediaから
Lotus Notesの生みの親、Microsoft CTOに就任へ
Ray Ozzieと言っても知らない人は知らないかも知れません。記事にもあるように80年代にLotus Notes(現在はLotus Notes/Domino)を開発した伝説的なエンジニアです。
彼がNotesを開発するために興したIris Associates(実はLotus NotesはLotus社が作っていた訳ではないのです)はIBM傘下に入ってしまいましたが、現在もNotesその他の開発拠点となっているようです。
Ozzieは恐らくBill JoyやSteve Jobsと並べてもおかしくない、未だに情熱を持ってこの業界で影響力を持ち続けているまさしくGeekのはしりでもあります。
その中でも偉才を発しているいるのがOzzieで、Lotus Notes自身、初期バージョンから十数年立ってもまだその基本コンセプトが変わらずに使い続けられているというのも、その先駆的な洞察力と発想力がなせる技だったのでしょう。例えば、当時は誰もその重要性を見出せなかったRSA Security社の暗号技術を最初に商用製品として組み込んだのもLotus Notesです。
また恐ろしいほど根気のある人物で、Lotus Notesは発想を得てから最初の商用バージョンが世に出るまでに約9年、GrooveもOzzieがLotusを去った97年頃から開発を始めたとすると、発表まで約3年、現在まで約8年がかりのプロダクトということになります(しかも97年当時に既に現在のP2P相当のアイデアを持っていたことになる)。
# 因みにLotus Notesの歴史についてはIBM 関氏の記事が詳しいです。
2005-03
12
23:52:00
Ray OzzieはMicrosoftをどう変えるか
2005-03
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