「IT」カテゴリーアーカイブ

2005-03
04
00:33:00
「Atom基礎講座」オンライン版が公開


以前紹介した、「Software Design」2005年1月号に掲載された「Atom基礎講座」を筆者のウィザシステムの担当氏がWeb上で公開されています。
Atom Syndication Formatmも Atom Publishing Protocol(AtomAPI)も網羅されていますので、ぜひご一読を。
最新情報への更新も予定されているとのことなので、期待です。
# あ、最近AtomPPライブラリ作ってなかったな。思い出しちゃった・・。

2005-02
25
23:47:00
ajaxは古くて新しい夢


この一週間ぐらいで一気に名前が浸透した感があるAjax
そもそもの出所(というか名付け親?)はこちらのAdaptive Pathというコンサル会社に所属するJesse James Garrett氏の記事で(日本語訳)、これを一部のgeekたちがBlogで記事にして一気に言葉が広がったみたいですね。
定義で書けば

XHTML と CSS を用いた、Web 標準に基づくプレゼンテーション
Document Object Model によるダイナミックな表示と相互作用
XML と XSLT による、データの変換や操作
XMLHttpRequest による、データの非同期的な取得
それらを JavaScript によって結びつける

ということらしいですが、論より証拠、例えばニュースでも何度も出ているGoogle Mapsはやはり一度試してみる価値大ありです。
但し動作原理を見てみたいなら、Google MapsのHTMLコードははあまりの複雑さに驚愕してしまうと思うので、antipop2.0さんのMT検索がお勧めです。
詳細は前述の記事に詳しいとして、このajax、分かる人は分かると思うのですが、Garrett氏が元記事でも述べているように特に目新しい技術でもありません。

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2005-01
31
23:41:00
超個人的RSSリーダー考


はっきり言ってしまうと僕はRSSリーダー(アグリゲータと呼ぶべきか)が性に合っていない。
思うに理由は幾つかあって、

  1. そもそも自分で管理できないほどの数のBlogサイトを巡回するくせになっていない。せいぜい十数サイト。
  2. ブラウザやメーラー以外にこれ以上常駐ソフトを使いたくない。
  3. 「Blogを読む」だけのためのソフトに必然性を感じない。

まずはそんなところだろうか。
結論じみて言えば、多分に僕は面倒臭がり贅沢屋なのだ。

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2005-01
24
00:26:00
Atomってみるかと思い付いたものの


今日は何か早くから目が覚めてしまったので、AtomPPの記事も読んだことだしちょっと遊んでみるかと(外は超寒いし風邪引きだし)、AtomPPのC#.NET実装をごにょごにょ。
実装方法は幾つか考えられますが、まずSOAPじゃつまらないしSOAPは対応しないなんてところもありがちそうなので、とりあえずRESTが目標。

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2005-01
15
17:12:00
SoftwareDesign 05/01月号 「Atom基礎講座」の感想などを


遅まきながら会社からパクってきて(本当にパクった訳ではないですけど)、ウィザシステムさんのBlogWrite担当氏が執筆された「Atom基礎講座」をようやく読み終えたので、偉そうに感想なんかを。
一言で言えばAtom規格(Feed, PP含めて)全般を知るFirst Experienceとしては非常に良かったと思います。
個人的には特にFeed規格はあまりよく知らなかったので、RDF/RSSとの比較などは非常に発展性を予見させる内容かつ冷静な視点の記事で読みやすかったです。
同様にAtomPP(Atom API)編も大変まとまりよく、(現時点でのという制限付きではあるでしょうが)資料的価値も付加されバランスも良く、明瞭です。こまめに迷わない程度の最小限度のTipsや注意が入っているところも、さすが開発者ならではというところでしょうか。
AtomPPはそもそもBlogにでも関わっていない限り通常のエンジニアも聞いたことさえ無かろうと思うので、例えばWebDAVとの比較のように特徴やポジションをイメージさせるというか、導入部分での啓蒙はとても大事ですね。
唯一、第4章の実践編はもう少し詳しくて欲しかったなぁという気はします。但し、これは完全に枚数が尽きていたのだと思いますが。
またライブラリの関係上コードサンプルがPerlなのは仕方ないとは思うものの、
Javaなど多言語での利用についての言及がWSDLベースで少しだけだったのが残念。
とは言え、現時点では、日本語では最もまとまったAtom解説であることは間違いないでしょう。
エンジニアの皆さん、とりあえずは少しAtomに注目してみてはどうでしょうか。