ちょっとだけ日本語化。ランゲージ・ファイルをちょっといじっただけですけどね。
1. \Application Data\Opera\english.lngを母艦PCにコピーして、例えばja.lngなどの名前に変更します。これが日本語用のランゲージ・ファイルになります。
2. 見れば分かると思いますが、メッセージを適当に日本語へ置き換えます。その際必ずUTF-8で保存すること。その後WMの\Application Data\Opera\へ書き戻します。
3. \Application Data\Opera\opera.iniを母艦PCへコピー、編集して、以下を[User Prefs]セクションへ追加し、再び書き戻します。
Language File=\Application Data\Opera\ja.lng
以上の後、Operaを起動すれば日本語に差し変わっています。
上記作業はOperaを終了してから行って下さい。
.lngファイルはWin版と比べて割と差異があり、そのまま流用はし難いです。よって僕も実は2、3ヶ所ほど試しに変えてみただけです。かなりの文章量もありますしね。
# 全翻訳して提供してくれる人が出てこないかなー、などと他力本願を言ってみたり(^^;
因みに、Win版のja.lngをそのまま\Application Data\Opera\へコピーするだけで、何故かOperaが起動しなくなってしまいます。どうも存在する*.lngファイルは全部読み込んでいるように思われます。Win版のja.lngはサイズが大きいのでフリーズのようになってしまうのかも知れません。
また、何故かオリジナルのenglish.lngにはメール関連のリソースも含まれています(一部だけのようですが)。M2(Operaのメーラー)搭載の計画でもあるのかな?
月別アーカイブ: 2006年1月
2006-01
19
19:22:00
Opera 8.5(β) for WM5 雑感
簡単にOpera 8.5(β) for WM5を触ってみた感想です。
一つ言えるのはそのレンダリング性能の高さです。
見た目はほぼWin版と変わらない描画が可能で、CSS、DOM、JavaScriptも完璧に動いています。FlashもOK。例えばGoogle広告もそのまま表示され、クリックできてしまうのが驚きです。
特に[Menu]-Fit to screenモードONの場合は文字サイズから画像、Flashなどのコンテンツまで、うまい具合にサイズ変更して横サイズを完璧に整えてくれます。PCとも遜色ありません。
このあたりはさすがという感じです。
たまにずれるような場合にはZoomから75%や50%などにして整えてやるといいでしょう。但し、かなり文字サイズが小さくなるので僕はきついですが。
Yahooメールの利用でも何ら問題なさそうですし、GMailではbasic HTMLモードでも問題なく動作しているようです。最初はmobileモードに移行するようになっており、自動的に判断されているようです。
但し、これだけの描画を行う関係上、やはりストレス無くという速度の動作ではありません。感覚的にはあまりPIEとの差を感じません。
しかしこれだけの描画を行った上でのことなので、実際には高速だとは思うのですが。若しくはCPUとしての限界ではあるのでしょう。
また[Menu]からFit to screenを選ばないと、単に左右スクロールありのデカ画面になるだけなので、Fit to screenなしモードの存在意義が分かりません。
個人的にはPC並みの描画をするモードとともに、例えばWin版でのスモールレンダリング・モードも同時に対応しておいて欲しかったと思います。言うなればケータイ・ブラウザとしての動作ですね。このあたりを簡単に切り替えられれば、コンテンツに応じて表示を変えられてより自由度が出たと思うのですが。
その他、ブックマークのシンクロについては何とか手段が欲しいところです。例えばPIEのお気に入りを自動的にインポートするとか、少しアイデアの欲しかったところですね。
もちろん手動でPCから移行するのは出来そうなのですが、面倒ですしね。PDAであるからには、簡単に扱いたいところでした。
また、Forward/Previousなどのページ・ナビゲーションがキーアサインされていず、不便です。キーアサインはもう少し色々付いていてもいいのではと思われます。
因みに、[1]でOpen URL、[8]でウィンドウの切り替えが可能です。キーに何の機能が割り当てられているかは、\Application Data\Opera\input.iniに記載されています。
ここらあたりは今後に期待です。
とは言え、PIEでは出来ない部分も多くあるのも魅力的です。正式版が出たらレジストしてもいいかな、と思っています。
2006-01
19
01:10:00
Opera 8.5(β) for WM5がキタ!!
W-ZERO3に悔しい思いをしていましたが、とうとう来ました。
しかも画像はHTC Universal( T-Mobile)です。何か特別にチューンしてくれてると嬉しいなぁ。
ブックマークの共用とかマウス・ジェスチャーとかどうなっているのか、興味津々です。
またノーマル状態でMultiple Windows対応、というのが個人的には嬉しいです。
PIEよりきぴきぴしているという噂ですが、さて。
が、今日はもう眠い・・。
明日にしようかな、どうしようかな・・。
2006-01
18
01:39:00
みずほ銀行がインターネット・バンキングで32桁のパスワード
NIKKEI NETから
みずほ銀、ネットバンク安全策強化・32ケタのパスワード
みずほ銀行は17日、インターネットバンキングサービスで安全対策を強化すると発表した。ネット経由などでサービスを提供する「みずほダイレクト」について、アルファベットと数字の組み合わせで6ケタまでとしていた本人確認のパスワードを、最大32ケタまで設定できるようにしたのが特徴だ。同行では「日本の銀行界で最も長いパスワードではないか」と話している。
これ、パスワードというより「パスフレーズ」を意図しているんじゃないでしょうか。
->参考
ランダムな文字列を組み合わせて32桁は普通覚えられません。そういったアナウンスでは一般の人は利用しないでしょうね。
「覚えられる文章を登録しましょう」といった啓蒙が先駆者としての義務ではないかと。
ワンタイム・パスワードもいいと思いますが、トークンカードを落としたら終わりな気もするし(盗まれたらどうなるんだろう?)、機器を識別子にするものはどこか抜け道が出来そうな気がします。
個人的には、ATMでは生体認証、オンライン・バンキングはパスフレーズが現実的な落としどころと思ってます。
2006-01
17
02:32:00
ATOK+nls+日本語フォントをROMに焼いてみる
元ネタは英国のじぃさんです。チュートリアル形式で丁寧にまとめられています。
お蔭様でハードリセット後いきなり日本語化された上に、空き容量も40Mぐらいあります。
特にATOK+nls+日本語フォント以外にも焼けると思いますが、まだ試していません。一通りインストールして遊んでから再トライしてみようかなと思っています。
非常に丁寧ですのであまり迷いどころは無いと思いますが、幾つかポイントだけ。
最初に迷うのは元になるROMをどこから持ってくるかでしょう。
Asukalさんがお持ちのROMを使用してもよいですが、これはO2のROMになります。オリジナルのQtek9000からすると多少ROMバージョンが低いようです。またQtekファン(いるのか?)的にも、スプラッシュスクリーンがO2のものになるのは、ちょっと気になるところかも知れません。
私はxda-developersのFTPサイトからROMイメージをダウンロードして元ROMにしてみました。この辺を参考にしてみて下さい。
元ROMファイルはexe形式のインストーラですので、とりあえず実行します。するとnk.nbf他をテンポラリフォルダに展開しますので、そこからコピーして取り出しておきます。取り出したらインストーラは終了してしまいましょう。
msgothic.ac3は本来は日本語版(などの)PPC2003以降に付属しているようですが、SDKにも付属しているようです。
または適当に検索すれば落ちているのが見つかると思いますが、Windows PCに付属しているmsgothic.ttcでも構わないでしょう。
DEFAULT.HV、USER.HVでのレジストリ編集ですが、編集後にはかならずUnicodeで保存しましょう。でないとrgucomp -bの際にエラーになってしまいます。一部UTF-16との話もありますが、私はUnicodeでうまく行っています。エディタはTeraPadを使用しました。
またレジストリエントリは、新たに追加したエントリと同じものが元々あるかも知れません(HKEY_LOCAL_MACHINE\nlsなど)。すると元のエントリで上書きされる可能性があるので、元のエントリは削除しておくか、追加エントリは最下段に追加した方がいいでしょう。
最後のMaUpgradeUt_noID.exeの実行はこちらを参考にしてみて下さい。所謂ブートローダーモードです。このあたりの作業は慎重に・・。
* ROMの焼付けは大変危険が伴います。10万円強のマシンが文鎮になる危険性を常にはらんでいます。失敗しても誰も助けてくれませんので、どうぞ自己責任にてお試し下さい。