最近長年使える本名のメールアドレスが欲しいなぁと突然思い立ち、週末に本名のドメインを取得してGmailの独自ドメイン機能を使ってメール環境を構築しました。その覚え書き兼ご紹介です。
Gmailならフルネームのアドレスぐらいはみんな取得していると思うんですが、最近は様々なccTLD(国別ドメイン)が解放されており、.comとかに拘らなければ「名前@名字.in」みたいのも簡単に取れますよ。
因みにコストも無料サービスを駆使すれば年2000円程度。格安です。これなら年に二日ほど昼飯抜けば取れますよね!
ここで行ったのは
– 独自ドメインの登録
– Google AppsでGmailを独自ドメインにマッピング
– DNS設定
これだけです。これだけで独自ドメインでのメールが完了です。
「ドメイン」タグアーカイブ
2006-04
28
00:36:00
Seesaaブログのrobots.txt
Google Sitemapsを触っていて初めて気付いたんですが、Seesaaってrobots.txtがあるんですね。
中身はこんなのでした。
User-agent: *
Disallow: /category/
Disallow: /archives/
Seesaaはバーチャルサーバーで立てられているので、ドメインが異なっても中身は同じはず。
Blogサービスでrobots.txtがあるところは珍しいように思う(確認したことないけど)んですが、これだと月別とカテゴリー別アーカイブを検索エンジンがクロールしてくれないと思います。
つまり基本的にはトップページに載っているページ以外はクロールされないということになります。
多分、ボット対策なんでしょうね。クロールを無制限に許すと負荷が厳しいということなのかも知れませんが、結構大胆な指定です。
Seesaaは独自ドメインでBlogが始められるなどSEO/SEMには定評がある、などといった紹介を読むこともあったと思うんですが、意外にそうでもないのかも?
・・と思って自分のサイトをGoogleで適当に幾つか調べてみましたが、/archives/~ なページは確かに少なくともキャッシュが無いかも(一部あるみたいです *1)。またキャッシュにヒットしないページ(/article/~)も結構あります。これがrobots.txtの影響なのかはわかりませんが・・さて。
ひょっとすると、トップページに掲載されているうちにクロールされればいいんだけど、クローラーが回ってくる前にトップページから落ちるとクロールされないなどがあるかも知れないなぁ。
この事実からだけでは否定的なんですが、Seesaaは他Blogに比べて果たして対検索エンジンに強いのか弱いのか、定量的にはどうなんでしょうね。
*1 2005年5月分までの月別カテゴリーであればキャッシュされているようです。それ以降はありません。つまり2005年5月頃このrobots.txtの追加が行われたのかも知れません。特にSeesaaからアナウンスは無かったようですが・・。
2006-01
19
20:17:00
Opera 8.5 for WM5はIDN(国際化ドメイン名)にも対応
国際化ドメイン名って奴ですが、例えばhttp://www.資生堂.jp/ とかでもちゃんと資生堂のWebサイトに飛んでくれますね。
ま、どうせほぼ使わないだろうから、どうでもいいんですが。
2005-06
03
23:58:00
DNSネタ二題
DNSネタ二題ですが
■ITmedia: ICANN、アダルト用ドメイン「.xxx」を承認
アダルトサイト用の「.xxx」も然ることながら、「.jobs」「.travel」やカタロニア語用の「.cat」、郵便事業用の「.post」、モバイル関係用の「.mobi」なども予定されているとか。
全然ウォッチしていなかったので議論の方向性が分からず、ICANNのTLD構想の向かい先が不明でしたが、ちょっとニュースを追うとなかなか面白げな展開だったんですね。
モバイル端末専用の「.mobi」ドメインが必要な理由
Nokia、MSが推すモバイル新ドメイン「.Mobi」の狙いは?
ICANN、ドメイン名に関する新たな施策を発表
sTLDとは「スポンサー付きトップレベル・ドメイン」のことだそうで。つまり紐付きのレジストラーなんですね。(そんなに前から決まってたのか・・)
道理で一貫性も公共性も無さげな展開だと思った。
ただこれはこれでなかなか面白く、例えば.mobiは携帯端末向けを想定してIPv6で原則運営されるとか、そんなローカルなルールや規定も可能になるみたいです。
多様化とは言い方ですが、細分化でもある訳で、インターネットはますます分化の一途を辿りつつあるのかも知れません。
しかしどうせそこまで思い切るのなら、この際トップドメインも金次第で無制限でもいいんじゃないかとか思ったり。ルートドメインサーバーがますます悲鳴を上げるかも知れませんが・・。
■INTERNET Watch: ドリコム、ドメイン更新ミスでMyblog系のサイトにアクセスできない障害
Myblog系のサイト停止に関して
今回のようなことが起きた経緯としましては更新を忘れていたわけではなく、ドメイン管理会社様とのミスコミュニケーションより起ってしまいました。
弊社の担当のほうで管理画面よりドメインの更新をしようとしたところ、エラーになってしまったため、管理会社様の担当の方にお問い合わせをし、更新の旨を伝えて進めてもらっていたはずだったのですが、行き違いがあり作業がストップしていたようです。
とは言え前代未聞の事態だし、期限切れは分かっているのだから、アナウンスぐらい出せそうな気もするのは気のせいでしょうか。
まる一日ぐらいで復旧できて幸いでしたが、我が身を振り返って怖い思いをしている人も多いのではないかと。
# 昔から指摘され続けていることですが、DNSだけはインターネットに最後まで残り続けるアキレス腱かも知れませんね。