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2009-08
28
21:33:00
Snow Leopard 届いたよ


今朝8時半頃にヤマト運輸で届きました。
25日に申し込んだMac mini用のリテール版です。このタイミングでこんなにちゃんと届くとは優秀ですね。
でも7月に申し込んでいたAir用のup-to-date版は未だ出荷さえされておらず。
まずはminiにインストールできれば文句ないんだけど、この差は何?3300円 v.s. 980円の差なのかなぁ。
Macのメジャーバージョンアップは初体験だったのですが、さてさっそくインストールしての感想です。

■パッケージ小っさ!

すでにあちこちでパッケージ写真も出回ってるので分かると思いますが、本当にDVD一枚入れてるだけです。
まあリテールでも3300円だし、包装にコストはかけられないよね。
ユーザーも無駄に大きいパッケージよりこちらの方が便利だと思うのです。

■見た目はほとんど変わらないUI

インストールはクリーンインストールの方法がよく分からなかったんですが、ナビゲーション通りに進めていくと、勝手にアップデートインストールになってました(笑
他のサイトではアップデートだとエラーになったところもあるようですが、うちでは難なく進み約一時間半でShow Leopard化したMac miniが起動してくれました。
よかったよかった。かなりあっさりした作業工程でしたよ。
壁紙も引き継いでくれるので、本当にぱっと見ではLeopardなのかSnow Leopardなのかはよく分かりません。
唯一異なっているのがQuick Timeアイコンです。
20090828212636.jpg

■起動しないアプリ

まずインストールして起動直後、スタートアップにしているモニタ切り替え用アプリがPowerPC向けなので、Rosettaを自動的に検知してインストールしてくれました。この辺は便利ですね。
しかし結構困ったのは他に起動しないアプリが割と重要なものが多くて、不便になってしまいました。。
まず自動起動にしていたiStats Menuが起動不可でした。便利に使っていただけにショックでかし。
でもサイトによると近々対応する、とのことなので期待して待ちましょう。
もう一つショックが大きいのは、やはり事前情報通り、SIMBL関係が全滅だったこと。
そんなにばりばりSIMBLを活用していた訳ではないんですが、Safari用マウスジェスチャープラグインが動かなくなったのが痛い。痛いというか面倒臭い。。
最近はWindowsも含めてすべてのブラウザでマウスジェスチャー大前提だったので、不便になってしょうがないです。
まあ普段はOperaなので常に問題あるわけではないですが、やはりMacを使っている以上はSafariの使用頻度も高いんですよね。
その他、xmarks for Safariも駄目(SIMBLだから当然)、Photoshop Elements 4.0も駄目(さすがに古すぎるか・・?)、Flip4Mac WMVも駄目(そもそもSafari4から怪しいという話がある)。
Cyberduckも駄目だったけど、もう対応版が出ていますね。
但し逆に言うとそれ以外は動くものも多いです。例えばOperaとかは当然としても、V2CZumoDriveなどは問題なく動いています。またSynergyが動いたのは本当に良かったです。
VMware FusionもOK。Parallels Desktopは対応していないらしいです。VMwareに寝返っててよかった!
Twitterクライアント系も大体大丈夫そうです。
気付いたのはこれぐらいですが、しかしSIMBLサポート中止問題は尾を引くでしょうね。

■64bitカーネルモード

果たしてMac miniは64bitカーネルで起動できるか問題ですが、結論から言うと駄目でした。
起動時に[6]と[4]キーを押しながらだと64bitカーネルモードになり、[3]と[2]だと32bitカーネル、という話でしたが、試してからStart Mode Selectorで確認してみましたが32bitのまま変更できませんでした。残念。
やはりこれも事前の噂通り、Mac miniなどは32bitに固定されているみたいです。
プロセスモニタを見てみると、カーネルはともかくMailやSafariとかApple純正アプリの多くは64bitとなっており、なかなか圧巻です。
ちなみに環境設定パネルは、通常は64bit版なんですが設定するアプリが32bitだと勝手に再起動して32bit版の環境設定を起動します。なるほど。

■総論

ということで、基本舐めてたんですが、Snow Leopardはさすがメジャーバージョンアップで、Leopardと異なる部分も多かったです。
僕はまだライトなユーザーですが、ヘビーな人ほどもう少し様子見した方がストレスは少ないかも知れません。
パフォーマンスは上がったかどうか?ちょっと早くなった気はするけど、そんなことはない気もします。僕の使い方ではよくわからんですね。
操作性をぼろぼろにされたので一般論として現時点でお勧めかどうかは微妙ですが、技術ネタマゾの方にはとてもお勧めです(笑
週末楽しんでみてください。
追記
あ、Safariを「32bitモードで動かす」チェックを入れて起動すると、SIMBLプラグインが動きますね。セキュリティの観点から廃止したんじゃなかったの?64bitアプリとの互換性だけの問題?
少なくともSafariのマウスジェスチャは動くようになりました。

2009-08
28
01:35:00
NokiaからSIMにチャージする決済サービス


以前から少し話題が出ていてどうやって実現しようとしているんだろうと思っていたんですが、なるほどSIMをストレージ利用するんですね。
Nokia、銀行口座不要のモバイル決済サービス「Nokia Money」発表

ユーザーは携帯電話の番号を使って、個人への送金、小売業者へのサービスや製品の代金の支払い、公共料金の支払いなどをいつでも行えるという。プリペイドSIMカードにチャージすることもでき、銀行口座を持っていなくても利用可能だ。キャリアを問わず、どんな携帯からでも利用できるようになるとしている。

最近の世界不況でNokiaも前年比売り上げが25%減だとかということでしたが、だからこそ引きこもるんではなくて、新たな収益源を作り出す、という動きなんでしょうか。
日本企業では生まれない発想ですね。
それにしても、SIMをこうした秘密情報の格納先として使うというのは、そもそもSIMが考案された時から想定されていたと思いますが、具体的かつ大規模なシステムとしては初かも知れませんね。
ポイントは多分搭載アプリさえ対応できればNokia以外でも対応できそうな点。仕様がオープンにされればいいですね。
iPhoneをおサイフケータイ対応にという話もありましたが、この方式ならiPhoneでも何でも簡単に決済端末化できそうです。
しかしもしこれが広まると、今度はおサイフケータイがガラパゴス化しそうです。
非接触カードとしてはいいんだけど、携帯を使った決済システムとしてはSIMを利用してキャリア(場合によってはメーカーも)横断な方がコスト面でもメリットがあるし、技術的にも素直です。
唯一世界標準化を期待されていたおサイフケータイ技術まで駄目となると、日本はますます閉塞化して弱るかも知れんなぁ。

2009-08
27
00:50:00
Opera 10RC 出ましたが


「Opera 10」RC版公開、正式版は9月1日公開予定
先日のMac版だとIPv6との関係でDNSが引けない件はまだ直ってないですね。多分気づいていないんだろうな。
一応バグレポートはしておいたんですが、日本語からだと情報が伝わるまで時間がかかるだろうし、このタイミングでは正式版でも直らないでしょうね。
困った。。
Opera Turboは一応試してみましたが、国内サイトへだと異様に遅いですね。
Turboのサーバーは多分ヨーロッパにあるので日本国内のサイトへのアクセスはそれだけ遅くなるのでしょう。Turboは日本ではデメリットしかないですねぇ。
ということで結局hostsファイルでお茶を濁しています。
早く直して欲しいな。。。

2009-08
19
21:15:00
Mac版OperaでISPによってはGoogleなどへの接続がエラーになる件


実は最近プロバイダーとしてBB@Exciteを使用し出しています。
これまでは長らくDTIを使っていたのですがフレッツ光にしてから?やけにYouTubeなどの接続が遅く再生までに一分程度の動画でも五分以上待たされる始末。
試しにプロバイダーをBB@Exciteに替える(うちはブロードバンドルーターで接続しているので、複数のプロバイダーを簡単に切り替えられるのです)と待ち時間は10秒ぐらいになりました(^_^)v
10年使ってきましたけどこれはもうDTI解約だなーと思っていたんですが、つい最近問題を発見。
何故かMac miniのOperaでだけGoogleドメインのサーバーへの接続が行えないのです。例えばGMailも全滅。
Googleが軒並み使えないネット生活というのはかなり辛いです・・・。
しかし確認してみると同じMac miniでもSafariやFirefoxでは問題なし。またWindowsマシンのOperaでも問題ありません。
つまりMacのOperaが少なくとも関係している問題らしい。
僕はMacでもWindowsでもOpera10 Beta3を使用していたのでそのせいかな?とも思っていたんですがいろいろ検索してみるとどうやらMac版のOperaではIPv6関係のDNSに問題があることが以前から話題になっていたみたい。因みに9.6系でもある問題のようですね。
【帰ってきた】Opera【9.5】
googleサーバのほとんどすべてがみれなくなりました

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2009-08
19
03:15:00
Windows7に移行してみた


MSDNで製品版が公開されたので何となくVista Ultimateから7 ultimateへ移行してみました。
マシンはDell Inspiron 530sです。
20090819024145.jpg
日常の環境はMacへ移行してしまっているので最近はWindowsを使うのは開発時だけなんですが、それでも開発環境が動かなくなると困ってしまうのでちょっと冷や冷やでした。が、好奇心にはかないませんでした(^^;
結論から言うと問題なく開発環境や日常的な利用も含めて動作しています。よかったよかった。
開発に使っているVisual Studio2008はまだ32bit版しかないのでx86環境にしたというのもよかったんでしょうが、ニコニコPodderもちゃんと動いています。
Vistaもいい加減二年ほど使ってきて環境も汚くなってきたのでアップグレードではなく新規にしてみました。
まずは必要なファイルについては、CドライブとDドライブにパーティション分割されているのでDへバックアップ。
次にインストールなんですが、DAEMON Toolsを使ってVista上からインストールしたのでドライブの再フォーマットは行えず、Vistaの入っているCドライブへそのままインストールされることになります。
ただし古いVista環境は「Windows.old」というフォルダへWindowsフォルダやProgram FilesフォルダなどVistaのシステムファイルはすべてまとめてバックアップしてしれるので、完全に新規インストールのイメージになります。
このバックアップはなかなか秀逸ですね。Vistaからこうだったっけ?
そこから開発環境と言えど使うであろうソフトを順番に入れていきます。
現在インストールしているのは、Opera10 Beta3、Safari、Google Chrome、iTunes+QuickTime、Flash Player、Acrobat Reader、Office2007、Visual Studio .NET 2003、Visual Studio 2008、ATOK2009、MobileMe、xmarksZumoDriveTeraPad、WinSCP、TeraTerm、SynergyX-Finderといったところです。
すべて動作は問題なし。
アンチウィルスソフトは、まだノートン インターネットセキュリティ2009のライセンスが3ヶ月ほど残っていたんですがあまりの重さに辟易していたので、試しにESET NOD32を入れてみました。
まだ試用版段階ですが、確かに軽くていいですね。OSが違うので比較にはならないけど、時折変なプロセスがCPUを100%掴まなくなっただけでも満足です。
検出率もトップクラスという噂だし、これでいいかなぁ。
そもそもノートンは動作が重すぎるのをカバーするためにプロセスの信頼リストだのっていろいろ付けるから余計に重いんだよね。
7を使い出して感心したのは、タスクバーがめちゃくちゃ使いやすくなりました。
クイックリンクと兼ねるというのは如何にもMacからのパクリっぽくはありますが(笑)、でもこういう起動やウィンドウ切り替えを一カ所に集中するというのが一番使いやすいですね。
Macに比べてのアドバンテージは、Aeroでウィンドウが確認できたり、複数ウィンドウの切り替えをそこから選択できたり、またそのアプリで最近開いたファイルも選択できる、というのはいいアイデアですし便利です。
Macで逆にパクってくれないかなぁ。
ということで問題らしい問題もなくあっさり足がけ二日で移行できました。
7は評判以上にVistaとの相性はよさそうですね。
「これで後二年はまた戦えるぜっ」とか思ってますが、果たしてどうなりますか。