「サービス」タグアーカイブ

2008-11
27
06:18:00
“ガラパゴス”の定義とは


日本のケータイは本当にガラパゴス化なのか!?
こういう理解が低い記事がCNETみたいなメジャーサイトに堂々と載るのはどうかなぁ。
せっかくの議論の論点がずれてへんな話題にしかならなくなると残念。
筆者は何故ガラパゴスと呼ばれるのか、その理由を知らないんだろう。若しくは自分が言いたいことに注力するあまり興味がないのに言葉だけガラパゴスと言いたかっただけなのでは。
要するに海外含めたサービス間の互換性がないマーケットを称してガラパゴスと呼んでいるんですよ。

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2008-10
14
20:50:00
ブログのURLと名前を変更しました


以前からブログURLをrocaz.netドメインに統合したいと思っていたんですが、本日作業を行いまして、URLが変更されました。
また長らく「「旅行びと日記」日記」を名乗っていたのですが、開設から四年を経ていろいろ内容が変わってきたこともありましたので、同時にブログ名称も変更しました。
[bROOM.LOG]」と名付けました。またURLはhttp://blog.rocaz.net/となりました。
bROOMというのはそもそもサイト名だったんですが、そのまま「魔法のほうき」を意図してまして、そんなツールとかサービスを提供できたらいいなぁとの意味を込めています。
そんなツールとかサービスや技術に関してのLOGをつらつらと書き連ねるぐらいに捉えて下さい。
ブログURLは変更されましたが、以前のURLも有効のままです。
RSS/フィードURLも同じく以前のものも有効なんですが、購読頂いている方は以下に変更して頂けると幸いです。
http://feedproxy.google.com/blog-rocaz-20
しばらくサイト全体も含めて調整を行う予定です。
ユーザーの皆さんにはほぼ気付かれないようなバックエンドの調整ですが、まだいろいろおかしなところが残るかも知れませんが、徐々に改修していく予定です。
四年も暮らしていたURLやブログ名だったので、突然変えると他人の家にいるような錯覚がしますね(笑
ついでにFeedやランキングツールを全て新しいURLに合わせて張り替えたんですが、今までの実績は全て無くなって、文字通り1からのスタートと言うことに。
でもこれはこれで気持ちいいですね。
今後とも変わらずどうぞ宜しくお願いします。

2006-08
26
01:32:00
MX TVが選んだ道


TOKYO MXが番組Blog TVをYouTubeで無料配信するというニュースが流れていました。
国内では初なんでしょうが、海外では番組どころか現在放送中の内容をストリームで全てだらだら流していることもある(CMもそのまま流れてたり)ので、実はそれほどびっくりすることでもないです。
ニュース自体ではこうした初の試みの部分とかクリエイティブ・コモンズとして配信されることに注目されていましたが、僕が面白いと思ったのは、YouTubeに対してあくまで一ユーザーとして投稿するに過ぎない、という点です。
TOKYO MXが自社番組をYouTubeで配信,1ユーザーとして投稿
つまり別にYouTubeに対して提携の申し入れをしたわけでもなく、「勝手に」使っているだけなんですね。
これはある意味重大な発想の転換といえるかも知れません。
例えばYouTube似のサービスを狙ったフジテレビは自前で「ワッチミー!TV」というサイトを開設しました。つまり自前でインフラからサービスから用意することを選択したわけですが、MXは既にあるインフラを生かしてただ利用することを選択したのです。
つまり、どちらも志向としては流行のCGMだとか動画サービスでありつつも、いわゆるSaas(Software As A Service)的なアプローチと従来的なソフト提供の発想に分かれた、とも言えるでしょう。
もちろん両社の狙いは全く別物なので方法論も当然にして分かれたと言えるとも思いますが、一方でこれからのネットサービスの抜本的で極端な二つの方向性を示したとも言えるんじゃないでしょうか。
ネットサービスを提供する、ということを考えた場合に、自前で設備投資を行いデータやストレージを管理するような従来型の方向と共に、そうした既存のWEBサービスを如何に流用して新たな付加価値を付けていくかを想定する側です。
この両者は「持てるもの」と「持てない(持たない)もの」とも言えるし、「パーツを提供するもの」と「パーツを組み上げて完成品を提供するもの」であるかも知れない。または「サービサー」と「サービスそのもの」かも知れません。
どちらが主導権を握るかではなくて、例えば必ずしもデータを持つものが強いとも限らないでしょう。
WEBサービスが今後より多様化と詳細化していけば、より複雑なマッシュアップから、それこそ元のサービスからも想像もされなかったサービスが生み出される可能性があります。
認証、決済、ストレージ、デスクトップ、ワークフロー、IMなどなど。既に生まれてきているこれらのサービスはまだ全てがWEBサービス化されているとは思わないし、こなれているとも言えないでしょう。しかし近い将来より洗練化された後には、現在ネットサービスとひとくくりにされている業界もより細分化と分業化、そして垂直化されていくように思います。
Saasの行く末は、実は「持つことを捨てた」先にあるかも知れません。

2006-05
14
21:18:00
iPodカフェ


タイのバンコクに最近オープンしたサイアム・パラゴンという巨大ショッピングモール内にできたカフェはiPodカフェ。
何がiPodかというと、自分のiPodを持ち込んで席のDockに繋ぐと備え付けのスピーカーで聞くことができるとか。
20060514211114.jpg 20060514211149.jpg
トゥルー(TRUE)
発想が面白いですね。一度持ち込みに行ってみたいな。
このカフェはコンプレックスになっていて、他にもSMSを送るとメッセージを表示できる電子表示ボードとか、館内の水族館の水槽の中を画面いっぱいに映し出すスクリーンとかもあるそうです。
割と日本よりも海外の方がこんな尖がったサービスが多そうなので、うらやましいです。日本は保守的でどこも同じような店だらけですよね。
タイも近年は個人消費も含めて好景気らしいので、余計に思い切ったサービスも出てきやすいんでしょうね。
ITなんて言ってもITやエレクトロニクスの中だけで完結しているのではなくて、こんな風にもっと社会と結びつくみたいなサービスがもっと出てきたら楽しいのにな。

2006-05
13
01:55:00
ネットは大海であるということの意味


gooリサーチが行った調査によると、ソーシャル・ブックマークを使っている人は何と3.74%、聞いたこともない人が72.40%なのだそうだ。
ソーシャルブックマークサービス、認知度は1割強

全体300人に、「ソーシャルブックマークサービス」を知っているか尋ねたところ、「利用している(利用したことがある)」と回答した人は3.74%(40人)、「知っているが利用していない」は9.82%(105人)、「聞いたことはある」は14.03%(150人)。利用経験者の割合や認知度はわずかに上昇したものの、まだまだコアユーザー向けのサービスということだろうか。「聞いたことがない」は72.40%(774人)だった。

Web2.0なんて言葉が流行りだしたのは昨年のことで、今や既に蔑視感さえあるけれど、その中でSMBはその特徴的なサービスとも言えるだろう。
しかしその盟主とてわずか3-4%の利用率に過ぎない、これが現実なのだ。
ということは、実ははてブなりを使っているというだけで既にアーリーアダプター層まではすっぽり入ってしまっていることになる。
その一方でこの世の中的にはアーリーアダプターな層がはてブなどではイノベーターからフォロワーズまで更に分化しているのだから、面白い。メタメタですね。

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