以前から少し話題が出ていてどうやって実現しようとしているんだろうと思っていたんですが、なるほどSIMをストレージ利用するんですね。
Nokia、銀行口座不要のモバイル決済サービス「Nokia Money」発表
ユーザーは携帯電話の番号を使って、個人への送金、小売業者へのサービスや製品の代金の支払い、公共料金の支払いなどをいつでも行えるという。プリペイドSIMカードにチャージすることもでき、銀行口座を持っていなくても利用可能だ。キャリアを問わず、どんな携帯からでも利用できるようになるとしている。
最近の世界不況でNokiaも前年比売り上げが25%減だとかということでしたが、だからこそ引きこもるんではなくて、新たな収益源を作り出す、という動きなんでしょうか。
日本企業では生まれない発想ですね。
それにしても、SIMをこうした秘密情報の格納先として使うというのは、そもそもSIMが考案された時から想定されていたと思いますが、具体的かつ大規模なシステムとしては初かも知れませんね。
ポイントは多分搭載アプリさえ対応できればNokia以外でも対応できそうな点。仕様がオープンにされればいいですね。
iPhoneをおサイフケータイ対応にという話もありましたが、この方式ならiPhoneでも何でも簡単に決済端末化できそうです。
しかしもしこれが広まると、今度はおサイフケータイがガラパゴス化しそうです。
非接触カードとしてはいいんだけど、携帯を使った決済システムとしてはSIMを利用してキャリア(場合によってはメーカーも)横断な方がコスト面でもメリットがあるし、技術的にも素直です。
唯一世界標準化を期待されていたおサイフケータイ技術まで駄目となると、日本はますます閉塞化して弱るかも知れんなぁ。
先日フレッツ光を導入してひかり電話に切り替えた話を書きましたが、その後更に調子に乗って、「ひかりTV」も導入してみましたので覚え書きで記録しておきますね。

下がひかりTVチューナー(PM-700)、上はHDMI切替機
実はこれまでずっとCATVかスカパーみたいな多チャンネルTVを契約したいなぁと思ってきていたんですが、残念ながら住んでいる賃貸マンションは地デジ・BSデジタルはアンテナが立っていて視聴できるもののCSはアンテナが無く、またケーブルテレビも契約していません。そこで何とか見る方法はないものかとチャンスをうかがっていたのです。
ケーブルもなしCSアンテナもなしだったのですが、今回フレッツ光を契約したことでインターネット経由でひかりTVを導入できる環境が整ったわけです。
因みに、簡単に言うとひかりTVというのはIPネットワークで提供される多チャンネルテレビのサービスです。
一般には光回線前提のテレビサービスとしては「スカパー!光」が有名ですね。110度CSで展開しているサービスを光回線経由で提供しているだけなのでイメージとしてはよく似ています。
またややこしいんですが、似たような名前のサービスとして「フレッツ・テレビ」というのがあります。これは(現在のところは)地デジを提供するサービスとなっています。
ただしひかりTVの大きな特徴は純粋なIPネットワーク(IPv6)によって提供されているということです。そのため光配線が引き込めないVDSLなどの光サービスでも利用可能になっています。
一方スカパー!光やフレッツ・テレビはIPネットワークではなく光配線の帯域をそのまま利用して地デジの再送信や多チャンネル送信を行うサービスです。言うなれば地デジのアンテナやケーブルテレビの同軸ケーブルの代わりに光ケーブルを使用している訳です。
そのため宅内までの光配線の引き込みが必須であり、VDSL配線やLAN配線ではスカパー!光やフレッツ・テレビは利用できないのです。
よって、うちのようにCATVにもCSにも光配線にも対応していないような場合には、ひかりTVのようなIPネットワークTVサービスが唯一の選択肢になります。
KDDIのひかりone TVサービスやギャオネクスト、BBTVなども同じくIPネットワークを利用したサービスのようです。ひかりone、BBTVはそれぞれKDDIとYahoo!BBの光サービスが前提ですが、ギャオネクストはフレッツで利用できるようです。
ひかりTVは月額料金が微妙に高めなんですが、その分チャンネル数は一番豊富な気がします。スカパーにもほぼ匹敵しているんじゃないでしょうか。
また唯一HD放送に対応しているのもポイントですね。地デジやBSデジタルに慣れてしまうとと、いかに多チャンネルでも今更SD放送には耐えられないです。
あまりこういう会には行かないんですが、ブロードバンド推進協議会が主催する「オープンプラットフォームの進展で期待したいモバイル・ブロードバンドビジネスの将来展望」(長い!)というパネルディスカッションを見てきました。
参加してみたくなったのはメンバーがなかなか面白そうだったから。
谷脇康彦(総務省情報通信国際戦略局 情報通信政策課長)
松本徹三(ソフトバンクモバイル株式会社 取締役副社長)
夏野剛(慶応義塾大学 特別招聘教授)
山根康宏(携帯電話研究家/ジャーナリスト)
ね、面白そうでしょう?
夏野氏はdocomoは退職済みですが、あの「iモードの生みの親」です。本人は「前職のことなので」とは言ってましたが発言自体はキャリアの立ち位置そのままでした。
山根さんは言わずと知れたあの山根さんです。初めて生山根さんを見て、ちょっとだけミーハー視線を浴びせてしまったのは内緒です。
このように官僚代表とキャリア代表と携帯研究家(笑)が一堂に会するパネルディスカッションもそうそうは無いでしょう。
パネリストはかなり豪華でしたが思いもよらずまさかあのようにぐだぐだな経過を辿り、そしてあんなまさかのどんでん返しがあろうとは。
時系列で簡単ですが内容を紹介してみます。
年の瀬なので、ちょっと暗い話をしてみる。
僕が今使っているレンタルサーバーはかれこれ五年ほど使い続けてるんですが、元々使っていたレンタルサーバー屋が倒産しドメインの管理もまともに引き渡されず途方に暮れていたところでたまたま見つけ、藁にもすがる思いで助けを求めたところ即座にドメイン管理権限を引き取ってくれ、しかもかなり親切かつ迅速というサーバー屋さんの模範のような会社だと思っています。
なので速攻で契約してから特に不満もなく、ほんのたまにサーバーダウンなどしていても、メールで連絡すれば夜中の三時とかでも10分ぐらいで連絡が来たりしていて、実際とても信頼しているのです。
しかしここ1-2年ほど個人的にある不満が溜まってきていました。
最近はモバイル機器を持ち歩くことも多くて、以前に比べて便利になったと思うのは、やはりメールがIMAP4で使えるようになったことです。
様々な端末をその日の気分で持ち替えても新着メールなども常に最新になっていて、POP3で使っていた頃は一々端末毎にスパムも消してたりしたことを考えると隔世の感もあります。
やはり最も影響もインパクトもあったのはGMailのIMAP4対応じゃないでしょうか。
普段使っているGMailアカウントが二つあるんですが、たとえ更に数が増えてもIMAP4で同期できている分には全く混乱もしないでしょう。
GMailに限らず、例えばiPhoneのi.sotfbank.jpメールもIMAP4なので、他のWMやNOKIA機でも設定してiPhoneと変わらず使っていたり、あるいはPCでも利用しています。
携帯キャリアのメールも実はIMAP4に結構昔から対応していますよね。
やはりモバイルとIMAP4は相性がいいというか、逆にPOP3では使ってられないですしね。
一方で全くIMAP4に対応できていないのが従来からのISP各社。
せいぜいWEBメールを提供できているにすぎません。
ただ、しょせんモバイルとは関係のない固定網プロバイダーでもあるし、あるいはやっぱりISPという業種は徐々にこのような時代に乗り遅れるのはしかたないのかなぁとも思っていたんですが、そんな時見つけたのが、DTIが最近始めたらしいサービス。
「ユビキタス」とか言っちゃってるんですが・・・メールはここ10年POPのままなのにユビキタスとか、本気でそのサービスやってるつもり?とか思ってしまいます。
それなりに「新しい時代に対応したISPを目指す」とか思ってこんなコンセプトにしてるんでしょうが、そもそもサービスの入り口とも言えるメールがそれでは、、ねぇ。
こんな感じで、昔は時代の先頭を走ってたろうに最近は陳腐化してきてるよね、というサービスもインターネットが一般化して10年もしてくるとだんだんと増えてきているような気がします。
そんな話がもう一つあるんですが、それはまた次回にでも。
日本のケータイは本当にガラパゴス化なのか!?
こういう理解が低い記事がCNETみたいなメジャーサイトに堂々と載るのはどうかなぁ。
せっかくの議論の論点がずれてへんな話題にしかならなくなると残念。
筆者は何故ガラパゴスと呼ばれるのか、その理由を知らないんだろう。若しくは自分が言いたいことに注力するあまり興味がないのに言葉だけガラパゴスと言いたかっただけなのでは。
要するに海外含めたサービス間の互換性がないマーケットを称してガラパゴスと呼んでいるんですよ。
以前からブログURLをrocaz.netドメインに統合したいと思っていたんですが、本日作業を行いまして、URLが変更されました。
また長らく「「旅行びと日記」日記」を名乗っていたのですが、開設から四年を経ていろいろ内容が変わってきたこともありましたので、同時にブログ名称も変更しました。
「[bROOM.LOG]」と名付けました。またURLはhttp://blog.rocaz.net/となりました。
bROOMというのはそもそもサイト名だったんですが、そのまま「魔法のほうき」を意図してまして、そんなツールとかサービスを提供できたらいいなぁとの意味を込めています。
そんなツールとかサービスや技術に関してのLOGをつらつらと書き連ねるぐらいに捉えて下さい。
ブログURLは変更されましたが、以前のURLも有効のままです。
RSS/フィードURLも同じく以前のものも有効なんですが、購読頂いている方は以下に変更して頂けると幸いです。
http://feedproxy.google.com/blog-rocaz-20
しばらくサイト全体も含めて調整を行う予定です。
ユーザーの皆さんにはほぼ気付かれないようなバックエンドの調整ですが、まだいろいろおかしなところが残るかも知れませんが、徐々に改修していく予定です。
四年も暮らしていたURLやブログ名だったので、突然変えると他人の家にいるような錯覚がしますね(笑
ついでにFeedやランキングツールを全て新しいURLに合わせて張り替えたんですが、今までの実績は全て無くなって、文字通り1からのスタートと言うことに。
でもこれはこれで気持ちいいですね。
今後とも変わらずどうぞ宜しくお願いします。
TOKYO MXが番組Blog TVをYouTubeで無料配信するというニュースが流れていました。
国内では初なんでしょうが、海外では番組どころか現在放送中の内容をストリームで全てだらだら流していることもある(CMもそのまま流れてたり)ので、実はそれほどびっくりすることでもないです。
ニュース自体ではこうした初の試みの部分とかクリエイティブ・コモンズとして配信されることに注目されていましたが、僕が面白いと思ったのは、YouTubeに対してあくまで一ユーザーとして投稿するに過ぎない、という点です。
TOKYO MXが自社番組をYouTubeで配信,1ユーザーとして投稿
つまり別にYouTubeに対して提携の申し入れをしたわけでもなく、「勝手に」使っているだけなんですね。
これはある意味重大な発想の転換といえるかも知れません。
例えばYouTube似のサービスを狙ったフジテレビは自前で「ワッチミー!TV」というサイトを開設しました。つまり自前でインフラからサービスから用意することを選択したわけですが、MXは既にあるインフラを生かしてただ利用することを選択したのです。
つまり、どちらも志向としては流行のCGMだとか動画サービスでありつつも、いわゆるSaas(Software As A Service)的なアプローチと従来的なソフト提供の発想に分かれた、とも言えるでしょう。
もちろん両社の狙いは全く別物なので方法論も当然にして分かれたと言えるとも思いますが、一方でこれからのネットサービスの抜本的で極端な二つの方向性を示したとも言えるんじゃないでしょうか。
ネットサービスを提供する、ということを考えた場合に、自前で設備投資を行いデータやストレージを管理するような従来型の方向と共に、そうした既存のWEBサービスを如何に流用して新たな付加価値を付けていくかを想定する側です。
この両者は「持てるもの」と「持てない(持たない)もの」とも言えるし、「パーツを提供するもの」と「パーツを組み上げて完成品を提供するもの」であるかも知れない。または「サービサー」と「サービスそのもの」かも知れません。
どちらが主導権を握るかではなくて、例えば必ずしもデータを持つものが強いとも限らないでしょう。
WEBサービスが今後より多様化と詳細化していけば、より複雑なマッシュアップから、それこそ元のサービスからも想像もされなかったサービスが生み出される可能性があります。
認証、決済、ストレージ、デスクトップ、ワークフロー、IMなどなど。既に生まれてきているこれらのサービスはまだ全てがWEBサービス化されているとは思わないし、こなれているとも言えないでしょう。しかし近い将来より洗練化された後には、現在ネットサービスとひとくくりにされている業界もより細分化と分業化、そして垂直化されていくように思います。
Saasの行く末は、実は「持つことを捨てた」先にあるかも知れません。
タイのバンコクに最近オープンしたサイアム・パラゴンという巨大ショッピングモール内にできたカフェはiPodカフェ。
何がiPodかというと、自分のiPodを持ち込んで席のDockに繋ぐと備え付けのスピーカーで聞くことができるとか。

トゥルー(TRUE)
発想が面白いですね。一度持ち込みに行ってみたいな。
このカフェはコンプレックスになっていて、他にもSMSを送るとメッセージを表示できる電子表示ボードとか、館内の水族館の水槽の中を画面いっぱいに映し出すスクリーンとかもあるそうです。
割と日本よりも海外の方がこんな尖がったサービスが多そうなので、うらやましいです。日本は保守的でどこも同じような店だらけですよね。
タイも近年は個人消費も含めて好景気らしいので、余計に思い切ったサービスも出てきやすいんでしょうね。
ITなんて言ってもITやエレクトロニクスの中だけで完結しているのではなくて、こんな風にもっと社会と結びつくみたいなサービスがもっと出てきたら楽しいのにな。
gooリサーチが行った調査によると、ソーシャル・ブックマークを使っている人は何と3.74%、聞いたこともない人が72.40%なのだそうだ。
ソーシャルブックマークサービス、認知度は1割強
全体300人に、「ソーシャルブックマークサービス」を知っているか尋ねたところ、「利用している(利用したことがある)」と回答した人は3.74%(40人)、「知っているが利用していない」は9.82%(105人)、「聞いたことはある」は14.03%(150人)。利用経験者の割合や認知度はわずかに上昇したものの、まだまだコアユーザー向けのサービスということだろうか。「聞いたことがない」は72.40%(774人)だった。
Web2.0なんて言葉が流行りだしたのは昨年のことで、今や既に蔑視感さえあるけれど、その中でSMBはその特徴的なサービスとも言えるだろう。
しかしその盟主とてわずか3-4%の利用率に過ぎない、これが現実なのだ。
ということは、実ははてブなりを使っているというだけで既にアーリーアダプター層まではすっぽり入ってしまっていることになる。
その一方でこの世の中的にはアーリーアダプターな層がはてブなどではイノベーターからフォロワーズまで更に分化しているのだから、面白い。メタメタですね。
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