2006-06
04
20:03:00
ol2gc


ローカルのOutlookの予定表データをGoogle Calendarへ一方向同期するアプリなのです。
数ヶ月以内にはGoogle謹製のOutlook連動ソフトも出る予定らしいのですが、我慢できずに作ってしまいました。
それまでの間の短い命ですが、宜しければどうぞ。
あまり機能もなくテストもあまりやってませんのでそのつもりで。
ダウンロード: ol2gc R0.1
* 解凍して適当なフォルダに入れてol2gc.exeを実行して下さい。
■機能

  • 起動するとSyncボタンがあります。押下するとGoogle Calendarへログインするためのユーザー名とパスワードを聞かれますので入力すると同期が始まります。動作状況はボタンの下にロギングされます。
  • Outlookへアクセスする際にアクセスを許可するかどうか毎回尋ねられます。1分など適当な期間を指定してから「OK」ボタンを押して下さい。
  • ローカルのOutlookからGoogle Calendarへの一方向同期のみ行います。Google Calendarへ直接行った変更はOutlook側へは書き戻されません(再実行するとOutlookのデータで書き直されてしまいます)。
  • 新規作成、更新(件名、場所、開始/終了時刻、詳細の変更を検知)、削除の内容が同期されます。
  • 同期対象は、予定の開始時刻が同期時点から一ヶ月以内、100件までのデータです。100件を超えるとうまく動作しません。

■環境

  • .NET Framework 1.1が必要です。
  • .NET Framework 1.1が入っていればOSは問わないはずですが、作者はXP(32bit/Home Edition + SP2)でのみ動作を確認しています。
  • Outlook2003(v11.8010.6568 + SP2)にて動作を確認しています。他のバージョンでは動作しないかも知れません(試せないのでよく分かりません)。

■制限とか分かっている障害とか

  • あまり大量のデータでは試していません。
  • 追加のカレンダーなどには対応していません(多分。試してないけど)。
  • 1対多など複数の環境から同期を行うとおかしくなると思われます。1対1の同期のみ対応です。
  • Google Calendar側のDescriptionを見ると変な文字列が最後に紛れ込んでいますが、これはOutlook側のユニークiDなので編集したり削除しないで下さい。(C# FormsのTagみたいに保持するのにもっといいフィールドがあるといいんですけどね・・)
  • たまに「Cast Error !」というメッセージのエラーが出て動作しない場合があります。海外の掲示板でも話題になっていて原因不明のエラーなのですが、どうやらOutlook COMとのマーシャルがうまく動作しない場合があるようです。
    この場合には、

    1. Outlookを起動していたら終了する
    2. タスクマネージャからOUTLOOK.EXEのプロセスを終了する

    を行って下さい。
    常にOutlookを起動しておくようにすると、大体調子いいみたいです。

  • 基本的には変更されていない予定はGoogle Calendarへ毎回反映することはないのですが、予定が終日であった場合のみ、常に更新が行われてしまいます。これはGoogle Calendarが何故か終日の予定の場合だけ開始/終了日時の年にありえない数値(3994年など)を返してくるためで、恐らくGoogleのバグです。

バグとか要望とかあればコメントまでどうぞ。出来る限り対応させて頂きます(短い命なので、あまり凝るつもりはないですけども)。

2006-06
03
14:01:00
SixApartまでもが魔の手に落ちた


とうとうSixApartまでもが偽口コミ広告の魔の手に。
[press@blog リリース]【謝礼200円】ブログ/シックス・アパート有料ブログ「TypePad」
もうね、何やってるのかと。まあ、TypePadなんて売れてないからこそなんだろうけど。
曲がりなりにもBlogosphereでは盟主なんだから、もう少し考えてマーケティングとかしたらどうなのか。
関連: 換金可能な口コミとは?
追記
なんか社員らしき人がランキングしたのを喜んでいますね(苦笑
わざわざBlogに書いてる以上広告のお陰なのを本人は知ってると思うんだけど、そんな裏については何もコメントはせず、と。

2006-06
03
02:20:00
Google Calendar API のTips(覚え書き)


Google Calendar APIをC#で弄っていたんだけど、まだまだ日本語情報は少ないですね。
「Developer’s Guide」も網羅されているようで、細かいところがよく分からない。特にC#とかのライブラリを使った場合の動作とか。(英文をいまいち理解していないという話はある・・)
で、特にUpdate/Deleteあたりではまったので、自分用も含めて覚え書き。
基本的にC#前提ですが、要領は他の言語でも同じかと。

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2006-05
25
01:45:00
Opera9 β2リリース


Opera9 β2がリリースされたということで、少し触ってみました。
■Widgetがメニューの一部になってしまった
β1では画面の真上に堂々と最前面にアイコンが鎮座しており、Operaを起動している限りは常にアクティブだったのですが、β2からき単なるメニューになってしまいました。
WidgetのメインアイコンはTechnicalPreview時代からいろいろと激しく移り変わってきたのですが、結局メニューに落ち着いたということでしょうか。
個人的には常識的過ぎて面白みも何もないんですが・・。
20060525012651.jpg
なお、前バージョンでメニューをカスタマイズしているとWidgetメニューは表示されませんので。オリジナルに戻さないといけません。
■RSSアイコンはβ1の時から変わっていたっけ?
[RSS]と書かれたバーから、最近見かけるWeb2.0チックRSSボタンに変わっています。
でも、実は微妙にデザインが異なっているんですね。
20060525013122.jpg これがOperaのRSSボタン
20060525013437.jpg IE7のRSSボタン。Firefoxと共通だそうだ。
微妙に違っています。
■ Error Console(JavaScript Console)が復活
β1では何故かメニューから起動できなったError Consoleがβ2ではあっさりと起動できました。よかったよかった。
レスポンス的には心なしか、速くなっているような気もします。特に起動時。デバッグコードも抜かれつつあるのかな?
他の機能やFIX内容はよく分からないけど、6月には正式版になるという話もあります。
そろそろこれが最終版の形なんでしょうね。
後は、強制終了の頻度が下がってくれるといいんだけどなぁ。

2006-05
22
01:25:00
Docomo、2年以内に全機種をGSM対応に


何と。そうきたか。
ドコモ通話、2年以内に130か国で使用可能に
これよく考えたら凄いです。
FOMAというばりばりの3Gを2GであるGSMとのデュアル対応にわざわざこれからするというんですから。
既にvodafoneなんかは端末の国際調達の一環でW-CDMA+GSMな端末(3G機の場合)なので元々対応している訳ですが、これからわざわざ対応する、というのはこの辺の弱みが無視できないと理解したからでしょうか。
若しくは国際調達へ移り変わる、ということなのかも。
もっともSIMロックは有効でしょうから、端末は使えてもバカ高いローミング料金はそのままっぽいですが。
安い海外SIMを利用するためのSIMロック解除が今後はDocomoでも流行ることになるか・・?
# Docomoにはその前に国内の基地局の国際標準化の方を先に進めて欲しいものだとも思うけど(ここが出来ないと国際調達だったとしてもあまり意味無いのでは?)、これはこれでvodafone以外の選択肢が広がって喜ばしくはありますけどね。