2006-03
05
08:50:00
SBがvodafoneを買収するとして


まだ交渉が始まったばかりで流動的みたいですが、仮にソフトバンクがvodafoneを手中に入れたとして、こちらでも色々まとめられているように巷では低価格路線が必至とかYahooと組み合わせた現行の携帯ビジネスモデルの崩壊とか、色々言われだしています。
でも、もう一つの大きなポイントとして、IP電話との融合を厭わない事業者が初めて登場する、というのが大きいかもと思います。
DocomoやAUまたはNTTなどでIP電話との融合に積極な事業者はこれまで登場していませんでした。自社の回線を迂回するIP電話(端末)に諸手を挙げて賛同するはずはなかった訳です。
しかし今回の場合は、バックボーンとしては既にYahooBB+日本テレコムのネットワーク網が音声・通信ともに整備されており、vodafone網はそこへの追加であり逆に喜ばしい結果でしょう。
端末を携帯として使うにせよIP電話(YahooBB経由のW-LAN端末)とするにせよ、自社バックボーンを用いてサービス可能になります。いずれの方法によっても課金可能なモデルが提供可能になるのです。
これは他の事業者には全く不可能なビジネスモデルと言えます。固定・携帯・インターネット回線全てを束ねて初めて可能になる戦略です。
恐らく世界的にもまれな事業体の出現と呼べるのではないでしょうか。
例えばスマートフォンのようなPDA+携帯+W-LAN端末(今はSkypeなどのIP電話)でロケーションにより自動的に回線を切り替える端末も全く夢では無くなります。
現状では、どちらかというとDocomoやAUなどの携帯事業者よりSkypeあたりの方が脅威に感じているかもと思いますね。
そんな観点からFMCやはたまたHSDPA、WiMAXあたりの技術が絡んでくるとすると、・・・結構色々想像できてワクワクしませんか?
但し問題は、やっぱり1兆円とも2兆円とも言われる買収額を捻出して償却可能なのかどうかということ。こればっかりはやってみないと何とも言えないでしょうね。
買収正式決定後、SBがどのような戦略を発表するか、第一声が全てを物語るような気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください