コメントでもご報告頂いていたようにR0.3でGoogle側のバグに対応したんですがこのバグが直ってしまったため、再び対応しました。
これにより終日の予定が翌日になってしまう現象が回避されます。
また、ln2gcでは状況によりキャストエラーになってしまう問題が「多少」改善されました。
ダウンロードはこちらから:
ol2gc R0.4
ln2gc R0.4
* 解凍して適当なフォルダに入れてol2gc.exe またはln2gc.exeを実行して下さい。
「問題」タグアーカイブ
2006-11
12
01:45:00
Qtekに新ROM?を導入してみた
久々のUniversalネタです。
世ではHTCzだX01HTだと騒がしいですが、僕はまだまだQtek9000を愛用中です。
ずっとQtek公式のAKU2.0(だっけ?)で比較的安定運用していたんですが、少し飽きたのとちょっと調子の悪いところも見えてきたので、思い切って入れ替えてみました。
とは言ってもまだAKU3.2は公式なものは出ていないようです。
例によってxda-developers.comのFTPサイトから適当なのを拝借。
ivanさんのUNI_AKU3_2_WWE_IVAN_beta14.rarにしてみました。つまりはβ版なんですね。
他にもJwrightmcpsさんのJasJar用ROMもよさげだったんですが説明を読むとどうもbootloader1.1が必要な模様。
僕のQtekはまだ1.0で、そもそも1.1のモジュールがどこにあるのか、どうやってUpgradeするのかもよく分かっていないのでこちらは断念。
さて、Update自体はほぼすんなり。それ以前のROMと違いはありません。
付属しているROMUpgradeUt.exeはそのままでは「Country ID error」とか言われてしまうので、Country_ID_Errorフォルダ下のMaUpgradeUt_noID.exeを使用しましょう。事前にこのフォルダにnk.nbfを移動しておくのも忘れずに。
ROM Versionは2.50.00 WWE となります。
因みに、Ivanさん版はO2ベースみたいです。
で普段通りにreloadnls.exeとLets japan No,5で日本語化。ATOKもdllとかだけWindowsフォルダにぶち込んでおけば問題ありません。
(本当はPQBo2を使ってみたいんですけど、入手先が分かりません><)
僕はmuiの日本語リソース化とかよく分からないので日本語化はここ止まり・・。
もちろんATOKを入れるので、標準のキーボードがKeybord以外になっていると再起動時にホワイトアウトして二度と正常に起動しなくなるので気を付けて。
PocketTweakとDefSipChangeは必須です。
なお、Askulさんも書かれていますが(どこでだったか忘れた・・)、前バージョンとはリソースファイルが大きく違うみたいなので、Lets japan No,5でも前バージョンほどは日本語訳化はしてくれません。でもこれでも十分ですけどね。
その他、僕は大体こんなソフトを入れています。
- TRE
- PQz�K
- GSFinder for Universal
- NetFront v3.3
- TCPMP
- KTCapt
- MangaMeeya CE v1.4Alpha
- Spb Pocket Plus
- Spb Weather
マンガミーヤCEは実はライセンス問題でPC版も含めて現在は公開停止されています。
で僕がたまたま以前拾ったのはアルファ版なのでとても不安定・・。かなり操作性と機能は気に入っているんで手放しにくいものの、他にいいソフトがないかなーと物色中です。お勧めあれば教えて下さい。
因みにToday画面
通信関係はゴニョゴニョやった後SoftbankのSIMで使っています。Yahoo!ケータイもばっちり。
MMSも送信は問題なく、受信も、最初はdecodeエラーが出ますが再送すれば何とか受信可能な状態。とりあえずはSMS使えればいいので。
余談ですが、Uniから使うYahoo!ケータイはかなりいい感じです。画面も広いし操作性も高いし、お勧めです。データ通信は出来ないけどパケット定額にしているので割と満足しています。
ROMの全体としての感想ですが・・・やはりかなり不安定。
よく何の前触れも無く再起動してしまいます。そしてその後は再起動→セーフモードに入る旨メッセージ→再起動を繰り返すことしばしば。何故かUSBに繋ぐとようやく正常に起動するようになります・・。うーん。。。
でもβ版だから当然こんなものでしょうね。前バージョンはとても安定していたので結構違和感ありますが。
パフォーマンス的にはあまり前バージョンとの違いは感じません。
正直、公式ROMを使っている人にはお勧めはしません(できません)ね。人柱専用です。
新機能?もいまいち使いこなしてませんが、環境も作ってしまったので、しばらくはこれで運用してみよう。
今のうち、何かリクエストあればどうぞお寄せ下さい。僕の能力で可能なことなら最大限ご協力させて頂きます。
2006-09
24
01:07:00
Opera9.02リリース 動画サイト対応はまだ今一つ?
Opera9.02がリリースされました。さっそくチェック。
メインはOpenSSLのRSA偽造問題対応などのSecuriry FIXぽいですが、他にもYouTubeなどの動画サイト対応も少し進んでいるようです。
OperaWatchによればYouTubeコンテンツのObjectタグで貼り付けた際の動作が改善されているとの事で、試してみると確かに9.01では動作しなかったのが正常に動くようになっていました。
例えばはてブの注目動画も9.02でちゃんと動きます。
ついでにYouTubeサイトで直接動作させた場合にも、以前は出てこなかったダウンロード進捗を示すバーがちゃんと表示されるようになりましたね。
やっと何とかIE並みになってきたかな。
でもまだタブを他タブに移すと再生が止まったりする・・。パラレルには動かないんですよね。これは以前からある現象で、一度直ったような気がしたんだけど、気のせいみたいでした。
JavScriptあたりの仕様も含めてOperaの根本的な問題なのかも。
また、全画面表示してもやはりまだちゃんと動かないです。
その他Operaでまだ不満なのは、DivX Stage6でWeb Playerがまともに動作しない点。
9.01までだとPlayerがロードされてスタートボタンを押しても何も起こらなかったのが、
9.02では何故か画面が二つに増えて再生ボタンを押すと最初の1秒程度を延々繰り返すところまでは「進歩」しましたが・・。うーん。
ということでまだ主に動画系サイトのためだけにIEを共用したりしています。
もう一歩なんですけどね。
今後に期待!
2006-09
05
00:05:00
タイムシフト権という考え方はどうか
ここ数ヶ月YouTube絡みで著作権界隈が姦しい。
そもそもここまでYouTubeが言葉の壁を越えて、特に日本人にここまで広く受け入れられるようになるとは、去年の今頃は誰も想像していなかったはずだ。
元々はインターネットというプラットフォームでは原罪のようにつきまとうはずの問題だと思うのだけど、非常に現実的に具体的にYouTubeが突きつけてきた感があって、結果的にとても面白い問題提起になっているように思う。
ここしばらくでYouTubeで話題になって、かつテレビ局などからの削除依頼で削除されたコンテンツは非常に特徴的だ。
例えば、スプーの絵描き歌、または極楽とんぼ加藤のワイドショーでの懺悔や亀田父のやはりワイドショーでの論争など、どれも「その時見てみたかった」「知っていれば見たのに」という声が聞こえてきそうな内容ばかりに思う。
これらと、例えば映画や番組をP2Pなどで丸々アップロードする行為では何やら本質的に大きく違うのではないか?と感じている。
後者はまさしく堂々たる著作権の侵害行為で誰も何も文句はあるまい。
しかし前者の場合は、多少事情も異なるだろう。
まずこれらの動画は僕たちが「その時間にテレビの前にいたならば」何ら問題なく見れた番組のはずだ。または「全時間全チャンネルを録画できていたならば」何度も気が済むまで繰り返し視聴できたはずの番組でもある(個人的な録画行為自体は法的には何の問題も無い)。
ところがもちろんそんなタイミングでたまたま視聴できる人ばかりではないし、全時間全チャンネルを録画し続ける人もまたいない。
けれどだからと言って著作権を盾にそのチャンスを取り上げられ、しかも二度と見ることもできない(ワイドショーの再放送など聞いたこともない)というのは一体どういうことだろうか。
我々は実は明確な権利を有しているのではないだろうか?
そこで「タイムシフト権」という考え方である。
テレビ番組などのように一般視聴者へ配信されるのが望まれたコンテンツならば、それをどのような時間やシチュエーションで視聴するかは視聴者自身の権利によって規定されるべきである、という考え方はどうだろうか。
まず第一に、何度か指摘されているようだけど、そもそも著作権問題は著作者における問題(それを問題とするかどうかという問題)であって、ある意味第三者である視聴者がそれをどうこう言っても始まらない。完全に蚊帳の外の議論にしかならないからだ。それがそれまで幾度と無く議論に上がってはまとまり無く流れていってしまった原因のように思う。
しかし、そこを「受益者」としての権利の問題と考えたらどうだろうか。コンテンツを介して視聴者も権利者としての議論に出来れば、「新しい時代に即した著作権の整備が必要」でいつも止まってしまう議論もより具体的に深められないか。
第二に、今日著作権はまさしく権利の化け物であると思う。
著作権の前に対抗しうる権利など無いに等しく(唯一引用が対抗しうるぐらいか。そいう論もありましたね)、著作権が持ち出されればそれ以上の議論は存在せず「著作者のおっしゃる通り」としないと世間からは後ろ指を指される感も非常にある。
権利対権利という構図はこうした閉塞感に風穴を開けられるかも知れない。
細かい突っ込みどころも幾つか気付いているのだけど、今日のところはこれで提案してみたい。
「タイムシフト権」、いかがなものだろうか。
2006-08
24
22:50:00
「スポンサー付きブログは何が問題なのか?」の記事を読んで
FPNに先日上げられた表題記事。
僕の言葉だと「偽口コミ記事」なんですが、このような大手サイトでこの問題が取り上げられたのは初めてじゃないかな。
スポンサー付きブログは何が問題なのか?
なるほど。金銭だけでなく、物品を提供してもらうモニター・ブログなるものもあるんですね。また広告であることを読者に公表しない「ステルス・マーケティング」なる言葉があり、アメリカでは既に問題化していると。
紹介されているCampusPark(ナレッジパーク)のポリシーはブロゴスフィアの特質を確実に見切れていると思います。
女子大生セグメントではステルスマーケは無意味
① 商品提供を受けているということをきちんとユーザーに伝えます。 ② その上で使用していること、使用感などをユーザーに正確に報告していきます。 ③ 無理に褒めたりすることなく、モニター日誌的な内容にします。 控えめな内容でもウソがないのは重要です。またモデルたちが不満なく使い続けてくれているということで安心感と信頼感を与えることができます。④ 逆にモデルが気に入らなかった際にはすぐに使用を打ち切る。実はこの④がとても重要で、これを徹底するかどうかで評判が大きく変わってきます。当社でもクライアント社の商品をお預かりして、ブログに掲載する際、この4点をご協力いただくようお伝えしております
素晴らしい!
このような原則は女子大生セグメントに限らない話なわけで、現在においても将来においても「(潜在)顧客に嘘をつかない」などというのは、企業論理としては然るべき選択でしょう。
press@blogやブログルポのようなステルス・マーケティング会社が旗振り役を務めているのもどうかとも思いますが、それと同時にこのような行為に何の罪悪感も問題意識も持たない広告主も全くの同罪です。
広告主も最近ではNTTドコモ、ビクターエンタテインメントやBUFFALOなど名前も通った比較的大企業も登場するようになっています(前に記事にしたSixApartなんてのもありましたね)。
「客に嘘をついている」認識がそもそも無いのか、それともばれる訳が無いととぼけているのか。
本当のところは分かりませんが、アメリカと同じく日本でもこのような偽口コミ記事やステルス・マーケティングへの理解は徐々に浸透していくかと思います。
そうなった時に、今広告を次々打っているこれら企業はどのような衆目にさらされることになるのでしょうね。ならば、今現在どのような企業からの広告が入っているのか知っておくことは将来の企業選別のためにも重要なことかも知れません。
彼らにその自覚があるのかないのかは分かりませんが・・。
果たして潜在・顕在問わず顧客とどのような姿勢で向き合っていけるのか、その真価が今問われています。
そしてこの意識こそが現代における「マーケティング2.0」に繋がっているんじゃないかと思うのです。
参考:
換金可能な口コミとは?
はてなとGREEが「口コミ広告」だって
SixApartまでもが魔の手に落ちた
P.S.
ところで、こうした企業に騙されないために、敢えてpress@blogに登録してみるのも一つの手です。
使い捨てメールアドレスがあれば簡単に登録して、新規広告依頼を見ることができます。
どんな企業が騙し広告を打とうとしているのか、分かって面白いですよ。
P.S. その2
press@blogの最近の依頼例ですが、
【今回は新しい審査方法を導入します!】
・1,000円/1ブログ もしくは 50円/1ブログ(先着500名様+抽選500名様)
先着枠、抽選枠に関わらず魅力的な記事だと弊社が判断させて頂いた100名様には1,000円を、それ以外の900名様には50円をお支払いたします。
*大変申し訳御座いませんが現時点において、弊社が魅力的な記事と判断する判断基準は公開しておりません。
先着順とかじゃなくて、尻尾の振り方を広告主が気に入った記事にだけ支払うようにするみたいですよ。
ようやく本性が出てきたのかな?(笑)