「時事ネタ」カテゴリーアーカイブ

2008-10
26
13:57:00
docomo 2008冬モデル情報、流出中


来月発表予定のdocomo 2008冬モデルの情報が絶賛流出中です。
カタログ写真がベースなので、本物でしょうね、これ。
詳しく知りたい方は某2ch携帯機種版までどうぞ。
カタログを見た限りでは、新モデルではタッチパネルとサイクロイドやWオープンなどのギミックが売りのようですね。
またほぼ全機種でBluetooth搭載のようです!
iWidgetっていうヴィジェットサービスも面白そう。RSSあたりをプッシュ配信とかしてくれると凄いんだけどなぁ。
下位機種でもワンセグ、おサイフケータイは当たり前のようなので、これまでに比べると格段に選択の幅が広がっています。
いやー、待っててよかったです。
指紋認証にも対応してきたSHが何でもありで人気のようですが、個人的には防水を前面に押してきたFがバランスいいような気がしました。
スマートフォン系は、HTC Touch ProとDiamond(HT-01A, HT-02A)はちゃんと載ってましたが、シャープもWM端末を追加するようです。W-ZERO3あたりの位置づけかなぁとは思うんですが、詳細はよく分からなかったです。
ただワンセグは載るものの、おサイフケータイには対応しないみたい。残念。。
スマートフォン系で日本独自であるワンセグとおサイフケータイに対応できそうなのはシャープぐらいだと思うので、ぜひ頑張って欲しいものです。

(追記)
見落としてました。Felica付きですね。
でも、つまり独自OSなんですね。色々遊べない、残念。。
その他、NM-01A、NM-02Aという情報が、カタログには載っていないものの、ありました。
ともにストレートでQVGA 320×240画面とのことなので、ひょっとしてこれはE66とE71ベースじゃない?と思っているのですが。E71が技適を通過という話もありましたし。
真相や如何に?
(追記)
これも、周波数帯がSBなのでdocomoじゃなかったみたい。。
後は魅力的なプランも発表されるかどうかですねー。

2008-10
24
23:35:00
日本で語る携帯電話と海外のそれが違いすぎて比較にならない件


こんなニュースがあって、
消費者の半数が「PCより携帯」、IBMが米英中3カ国で調査

年齢別で見ると、携帯がPCを「完全に代替している」と回答した年齢層は15~30歳が最大で、50%を超えていた。

でも米英中のその消費者が使っている携帯の半分は多分NOKIAだったりモトローラだったりするわけで、とするとブラウザもOperaあたりのフルブラウザだったりする訳です。
CSSやJavaScriptもほぼPCと互角なまで可能で、当然「PCを代替する」のも納得なんですが。
ところが、だからと言って日本の経営者なんかがこれを読んで、「これからは携帯への投資に変更する」とかいって旗振り出すと目も当てられないわけですよ。
だって日本の携帯のブラウジングは未だにJavaScriptどころかCookieさえままならない状況で、この米英中の消費者が感じている「代替」と同じ技術レベルなんて達成しようがないんですから。
こういう海外初のニュースはそういうニュアンスを含むことはほとんど無くて、リリース担当者も当たり前ですけど日本が聞いたらどう思うかなんて考えるはずもなく、通信社の担当者もそんな事情には疎いだろうから、ただ言葉だけが流れて誤解が広まりつつあるのではないか、と。
もうすこしそうした言葉や単語の定義って何とかならないものか。
言語って難しいですね、うん。

2008-10
17
00:48:00
Opera「MAMA」はセマンティックWEBを加速させるかも


今までこういう発想を既存の検索エンジン屋が持ってこなかったのが不思議。
Opera、Web開発者向け検索エンジン「MAMA」を開発

MAMAはマークアップ、スタイル、スクリプトなどのWebページに使われる技術など、Webページの構造に関する情報をインデックス化する。

純粋に学術目的みたいですが、タグ構造をサーチできるのなら、例えばマイクロフォーマットも判別可能になりますね。
仮に一般公開されてAPIとかに対応すると、簡単に世界中のイベント情報をかき集めるポータルサイトとか作れそう。
多分既存のインデックスが多すぎて再構築などはやりきれてないからかも知れませんが、意外にセマンティックがGoogleを王座から転げ落とすのかも知れませんよ。

2008-10
09
04:24:00
メインフレームエンジニアはパラダイスに向かうか


ITPro メインフレーム技術者が足りない から。
徐々にではあるけれど、メインフレーム界隈が騒がしくなっていくかも知れない。
記事では2007年問題の結果としているが、

「メインフレームを扱う現場に配属された若手の技術者はすぐやめてしまう」。大手ベンダーの幹部はこぼす。別のベンダーの人事部長も「メインフレ ームのように革新の少ない技術を若手に学ばせるのはかわいそうだ」と打ち明ける。

とあるように昨今のWebやオープン技術ブームの徒花とも言えるだろう。
メインフレームが日本で未だになんだかんだ主流なのは、本来システム投資を見直すべき時に長い不況のためなどの理由で問題を見送りしてきたつけでもある。
そもそもシステム投資とは世界的な技術浸透やトレンドも含めて想定されるものだが、SIerに丸投げしてきた日本の企業ではそうした流れは起こせなかったと言うことだろう。
また一部ではオープン技術を同時に導入してきた企業でもメインフレームとついつい比較してしまい、リスクを避けて本格導入を躊躇してきたきらいもあると思う。
確かにメインフレームの安定性はオープンシステムとは比較にならないが、そもそものアーキテクチャや発想が異なるシステムである以上、比較するのもおかしな話なのだが。
個人的には、こうした傾向は特に40歳台以上の世代ではかなり根深く残っているように思う。一種の「世代間断絶」「デジタルデバイド」とも呼べるかも知れない。
少なくともこうした世代が引退へ向かうまで、このような傾向は続くのではないか。
本来エンジニア教育と需要は連動されるべきだ。
しかし先の意見のような風潮が蔓延し、オープン技術でIT業界が完結しているようになっている昨今では、いかに需要があろうとそう簡単には改善されまい。つまり新たにエンジニアが増えることはまずない。
とすればエンジニアの取り合いが始まるのは時間の問題だし、それに伴って待遇も改善せざるを得なくなるだろう。それもかなり強引に。
今先端と言われブームに乗るようなWEBサービスやオープン技術の会社で、メインフレームの時代に出来上がってしまった悪待遇の風潮を改善し是正していこうとする動きも活発なようだ。
オフィスを改造してユニークさを競ったり、ルールを変えて働きやすさを演出するなど、これまでとは違ったことを目指そうとしているのだろう。
しかしながらそれらがコスト的にもうまくいっているのは一握りの企業のみであろうし、また金融などの他業界へ一度目をやってみれば、あまり想像を超えるというほどでもないように思う。
この流れが一気に加速すれば、本当の意味でのエンジニア・パラダイスを手にするのは意外にもメインフレーム・エンジニアかも知れない。
希少性と重要性こそがマーケットでは価値と見なされるのだから。
オープン技術は元々メインフレームに対するアンチテーゼとして広まったものだが、結局その風潮がメインフレーマーのこの世の春を再び生み出すのだとしたら、何とも皮肉な話になるかも知れない。

2008-09
30
16:17:00
新VAIO type TはアンチNetbookの夢を見るか


今日発表された新VAIO type T (VGN-TT90)ですが、スペックが素晴らしい。
20080930180706.jpg
ここしばらくはやはりなんと言ってもNetbookの露出が強かった訳ですが、それを吹き飛ばすかのような性能満載です。
Netbbokとは異なりCore 2 Duoを採用してメモリも4Gまで対応、11.1インチ ワイドスクリーン(WXGA 1366×768ドット)、ワンセグと指紋センサー&セキュリティーチップ対応、更にブルーレイ・ドライブに何と256G SSDまで搭載しても重量約1.3kgで最大11時間稼働だそうです。
その上無線LANはIEEE802.11nにも対応して、Bluetoothも2.1+EDR対応ですしね。
自身が現時点で理想とする機能は本当に全部入りです。
そう考えるとNetbookはやはりまだ「安かろう悪かろう」の線は越えられていないのだなあと強く感じさせられます。
もちろん多くのNetbookは本当にブラウザやメール程度しか使わない超初心者や二台目需要狙いなので必ずしもtype Tなどに対抗する必要性もないものの、とは言え出来ることなら自分として譲りたくない部分は譲りたくないもの。
妥協して使うよりは納得して使いたいですからね。
僕自身だと重量1kg程度までで最低でも5時間以上稼働時間が欲しいだとか、でもそうした希望は現在のNetbookではまだ全て満たすものは少ないと言えます。
当然価格とのトレードオフでしかないんですが、一方でまだNetbookはバラエティやカスタマイズ性が少ないと感じさせる面もあります。
そこを乗り越えてこそNetbookは単なる流行ものではなく一定の分野となり得るでしょうし、逆にtype TのようなクラスPCはNetbookを映し威圧する鏡となっていくことでしょう。
業界のメインストリームを作り出すのはこのボリュームクラスである限りは、今後どのような「流行」をこのクラスが作り出すかが、結局はNetbookの定着も決めていくのだろうと思います。
実はあまりにも壊れてくれるのでもうSONYというかVAIOは買わないと思うけど(笑)、嫌いじゃないのでぜひこれからも業界を引っ張っていって欲しいものです。
# 因みに価格の方なんですが、VAIO StyleのOWNER MADE シミュレーターで自分が欲しいと思えるスペックで見積もったところ、
20080930161030.jpg
ぶっ。
4、44万円ですか・・・。
まあ上記は256G SSDとか入っているので、普通にハードディスクモデルにすれば大体30万までで収まるようです。