「比較」タグアーカイブ

2010-11
13
20:47:15
SH-03C/IS03/003SHのスペックと保有コストを比較してみる


各キャリアから2010-2011冬春モデルの発表が出そろって、皆さんどれを買うかわくわくされていることと思います。
僕も例外ではないんですが、一つ特筆すべきはSH-03C/IS03/003SHといった同一メーカーの兄弟機が一斉に主要キャリアから発売されるということ。もしかしたらこれって史上初めてのことではないでしょうか(少なくとも今世紀以降では。2Gの頃にはあったのかも知れません)。
そもそも各キャリアは独自のサービスとハード的にも強く結びついた端末を出してくるというのがこれまでの建前であったわけですがそれが一部とは言え崩れ去ろうとしつつあります。
これはあまり喜ばしい理由によるとは思わないのですが、つまりは「ガラケースマフォ」を日本キャリアのためにわざわざ作ってくれるメーカーが国内にほとんど無くなってしまい特定のメーカー(ここではシャープ)に集中してしまったこと、Androidベースのスマフォであるためベースが同じにならざるを得ないこと、がその理由でしょう。
もしその端末が気に入っていれば今度はどのキャリアにするかが今後は大いに悩ませることになるかも知れません。
(その点国際機と言われるXperiaやGalaxyシリーズ、Desireシリーズなどはうまくキャリアの棲み分けが出来ているようです)

これは一見するとキャリア毎の端末の差異が無くなりつつあり逆に選び方が難しくなったと思えるかも知れません。
そこでここでは発表資料を中心にスペック面と保有コスト面を中心にキャリア毎に比較をしてみたいと思います。
これはあくまで SH-03C/IS03/003SHでの比較ですが、場合によってはこうした差異の無くなりつつある状況でのキャリア毎の戦略を表している、とも言えるかも知れません。
なお内容の正確さには配慮したつもりですが、事実誤認などありましたら指摘いただければ幸いです。

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2008-10
24
23:35:00
日本で語る携帯電話と海外のそれが違いすぎて比較にならない件


こんなニュースがあって、
消費者の半数が「PCより携帯」、IBMが米英中3カ国で調査

年齢別で見ると、携帯がPCを「完全に代替している」と回答した年齢層は15~30歳が最大で、50%を超えていた。

でも米英中のその消費者が使っている携帯の半分は多分NOKIAだったりモトローラだったりするわけで、とするとブラウザもOperaあたりのフルブラウザだったりする訳です。
CSSやJavaScriptもほぼPCと互角なまで可能で、当然「PCを代替する」のも納得なんですが。
ところが、だからと言って日本の経営者なんかがこれを読んで、「これからは携帯への投資に変更する」とかいって旗振り出すと目も当てられないわけですよ。
だって日本の携帯のブラウジングは未だにJavaScriptどころかCookieさえままならない状況で、この米英中の消費者が感じている「代替」と同じ技術レベルなんて達成しようがないんですから。
こういう海外初のニュースはそういうニュアンスを含むことはほとんど無くて、リリース担当者も当たり前ですけど日本が聞いたらどう思うかなんて考えるはずもなく、通信社の担当者もそんな事情には疎いだろうから、ただ言葉だけが流れて誤解が広まりつつあるのではないか、と。
もうすこしそうした言葉や単語の定義って何とかならないものか。
言語って難しいですね、うん。

2008-10
09
04:24:00
メインフレームエンジニアはパラダイスに向かうか


ITPro メインフレーム技術者が足りない から。
徐々にではあるけれど、メインフレーム界隈が騒がしくなっていくかも知れない。
記事では2007年問題の結果としているが、

「メインフレームを扱う現場に配属された若手の技術者はすぐやめてしまう」。大手ベンダーの幹部はこぼす。別のベンダーの人事部長も「メインフレ ームのように革新の少ない技術を若手に学ばせるのはかわいそうだ」と打ち明ける。

とあるように昨今のWebやオープン技術ブームの徒花とも言えるだろう。
メインフレームが日本で未だになんだかんだ主流なのは、本来システム投資を見直すべき時に長い不況のためなどの理由で問題を見送りしてきたつけでもある。
そもそもシステム投資とは世界的な技術浸透やトレンドも含めて想定されるものだが、SIerに丸投げしてきた日本の企業ではそうした流れは起こせなかったと言うことだろう。
また一部ではオープン技術を同時に導入してきた企業でもメインフレームとついつい比較してしまい、リスクを避けて本格導入を躊躇してきたきらいもあると思う。
確かにメインフレームの安定性はオープンシステムとは比較にならないが、そもそものアーキテクチャや発想が異なるシステムである以上、比較するのもおかしな話なのだが。
個人的には、こうした傾向は特に40歳台以上の世代ではかなり根深く残っているように思う。一種の「世代間断絶」「デジタルデバイド」とも呼べるかも知れない。
少なくともこうした世代が引退へ向かうまで、このような傾向は続くのではないか。
本来エンジニア教育と需要は連動されるべきだ。
しかし先の意見のような風潮が蔓延し、オープン技術でIT業界が完結しているようになっている昨今では、いかに需要があろうとそう簡単には改善されまい。つまり新たにエンジニアが増えることはまずない。
とすればエンジニアの取り合いが始まるのは時間の問題だし、それに伴って待遇も改善せざるを得なくなるだろう。それもかなり強引に。
今先端と言われブームに乗るようなWEBサービスやオープン技術の会社で、メインフレームの時代に出来上がってしまった悪待遇の風潮を改善し是正していこうとする動きも活発なようだ。
オフィスを改造してユニークさを競ったり、ルールを変えて働きやすさを演出するなど、これまでとは違ったことを目指そうとしているのだろう。
しかしながらそれらがコスト的にもうまくいっているのは一握りの企業のみであろうし、また金融などの他業界へ一度目をやってみれば、あまり想像を超えるというほどでもないように思う。
この流れが一気に加速すれば、本当の意味でのエンジニア・パラダイスを手にするのは意外にもメインフレーム・エンジニアかも知れない。
希少性と重要性こそがマーケットでは価値と見なされるのだから。
オープン技術は元々メインフレームに対するアンチテーゼとして広まったものだが、結局その風潮がメインフレーマーのこの世の春を再び生み出すのだとしたら、何とも皮肉な話になるかも知れない。

2005-05
03
02:22:00
Blogサービスのアクティブユーザー数比較 2005/04版


BlogFan.ORG(ブログファン)さんの各Blogサービスのアクティブユーザー推移より。
bloguser_trend0504.jpg
何か定例化してしまいましたが、アクセス解析を見ると意外に固定客がいらっしゃるようなので(^^)。
それとちょっと画像の投稿テストも兼ねてます。
# あんまり先月と比べても面白い結果じゃありません。
・Yahoo! 相変わらず。他社シェア食いまくり。
・NAVER、楽天とも一休み?
・一方であんまり影響を受けていないlivedoor
って感じでしょうか。
来月以降はlivedoor VS Yahoo! の一騎打ち状態に陥りそうな予感。

2005-04
04
00:31:00
Blogサービスのアクティブユーザー数比較 2005/03版


例によって、BlogFan.ORG(ブログファン)さんの各Blogサービスのアクティブユーザー推移から。
簡単に結果だけ。
bloguser_trend0503.jpg
順位変動もそれほどなく、ただただYahoo!ブログが一人気炎を吐いているという感じですか。
実は月毎の伸び率から比較するとなかなか面白いデータもあるんですが、それはまた次の機会にでも。