既報の通り、携帯キャリア各社は次々国内通話定額プラン+データ従量型定額プランを打ち出し、一般ニュースにも取り上げられて大きく話題になった。
KDDI、音声定額プラン発表 月2700円&データ通信「カケホとデジラ」
特徴は、「通話定額プランが必須」「データプランも含めて実質値上げ」「価格が全社全く横並びの阿吽の呼吸での価格カルテル」というところか。
データプランがこれまでの月7GBプラン一つだけという状況から2GB/5GB/10GBなど複数のプランから選べるようになった・家族で使用容量を分け合えるなど柔軟な点が出てきたことは評価できるが、相変わらずの寡占状態を悪用した価格横並びカルテル体質、またそれを利用したまたもやの実質値上げは強く批判されるべきだろう。
これらの点はTwitterでも単発的に発言しているしまた別エントリーで述べるかも知れないのでこのエントリーでは深くは触れない。
昨年9月iPhone5sの発売開始直後に各社月額・総額コストをシミュレーションしてみたことがあるが、それを元にこの国内通話定額プラン+データ従量型定額プランになることでどう変わるのか、まとめてみた。
なおドコモとソフトバンクは既に開始されているがau/KDDIは8/13から開始なのでまだあくまで予定だ。またMNP同士を比較とした。