「技術ネタ」カテゴリーアーカイブ

2005-04
23
21:50:00
Opera 8 Launch + ライセンス・プレゼント


今週ようやく正式版がリリースされたので、これまで使っていたベータ3版から入れ替えて色々試し中。
日本語版はまだ出ていませんが、Opera PukiWikiで有志が日本語化ファイルを公開されていますので、利用上は全く問題なく日本語化可能です(そもそもコンテンツは最初から日本語表示可能で、メニューの日本語化だけです)。

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2005-04
22
23:57:00
CheckPointが2種類の特許を取得


セキュリティホール memo経由

チェック・ポイント、2つのエンドポイント・セキュリティ技術で特許認定を取得
『アンチウイルス協調施行のためのシステムと技法(System and Methods Providing Anti-Virus Cooperative Enforcement)』に関する特許・・(略)・・この強力な協調施行技術は、最新のアンチウイルス・ソフトウェアを適用していないパーソナル・コンピュータが脆弱な企業リソースや情報に接続できないようにすることで、ウイルス、マルウェア、およびその他のインターネットから生じる脅威からネットワークを保護します。
また、『間接的アクセス制御のためのセキュリティ・システムと技法(Security System and Methodology for Providing Indirect Access Control)』に関する特許・・(略)・・信頼できるプログラムのみがインターネット上へ通信を行えるようにする仕組みを示し(略)他のインターネットに接続されたデバイスに損害をもたらしうる悪意のあるアウトバウンド通信を実行することで発生するワーム、ウイルス、およびトロイの木馬などマルウェアを防止します。当特許に示されている技術は、チェック・ポイント製品ならびに同社の Zone Labs コンシューマー事業部の製品に適用されます。

あまり話題になっていないように思うんですが、実はどちらもかなりのインパクトを及ぼす特許じゃないかなと感じます。

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2005-04
16
00:48:00
Gmail、一年後には容量3.3G?


GmailはAjaxネタの源泉地としてはもちろん、フリーメールの容量増加競争の立役者でもあります。
ITmedia:
Gmailの受信ボックス容量が2Gバイトに
INTERNET Watch:
Gmailのメール保存容量が2GBに~「可能な限り増やす」との計画も
で、面白いのはこのトップページで常に増加を続けているカウンターがあって、この現在の容量カウンターは実際にメールボックスにログインしてみてもちゃんと上限値を示していそうなことです。
記事では「可能な限り増やす」とあるが、当然のことながら何らかのディスク増設計画に沿って行われているはずで、このカウンターのJavaScriptコードではいつになると何Gになるか、ちゃんと書いてあったりします。

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2005-04
15
22:16:00
AjaxでTrackback Tracer


tdiary.ishinao.netさんからAjax版Trackback Tracer

Ajaxが流行りだしてから、「現在blogmapに組み込んでいるtrackback追跡機能はそのうちAjaxを使って、解析状況に応じてツリーの枝を表示していくように改造しよう」とか言うだけ言って放置していたんだけど、何となく催促された気がしたんで、重い腰を上げてAjax版を作ってみた。
作ってみたらなかなか快適な動作速度。Ajaxはこういう用途では便利だね。たとえば、「 trackback trace: ニートを語る時の立論方法」なんかを試してみるといいかも。

ありゃ、素敵。とってもいい例で感心してしまいました。
Bookmarklletで今見ているページも簡単にTraceできるのも面白いですね。
そもそもがServer-Drivenなので適度にサーバー側とローカル側で処理分散されてるのもよい結果になっているんでしょう。
コードを読んでみると分かりますが、書き方一つ取ってもAjaxならではと一言で言えないところが、Ajaxの所以なんでしょうね。

2005-04
04
02:03:00
はてなウェブサービス


Webサービスつながりで。
はてなが自社の提供するウェブサービスをまとめたページを公開し始めたんですね。
これまでばらばらだったのをまとめただけじゃなく、幾つか新しいサービスも提供されている模様。
でもほとんどはRSS配信で、これと言って面白そうなのはせいぜいはてなダイアリーキーワード自動リンクAPIぐらいでしょうか。
僕の発想が乏しいせいかも知れませんけれども。
OpenSearch対応も、はてなから何を検索したい?とか思ってしまうもので・・。
RSSはRSSでバラエティに富んだRSSならそれはそれで面白い(未来検索とかtrack feedの新着通知とか)んですが、詰まるところその事業者がどれだけユニークで有意なデータを提供してくれるかに依存する訳で。
そういう意味では価格.comがアラートを配信してくれないかなぁとか思うんですが。
とか考えて探してみると、そんなサービスも既にあるんですね。
【アラジン】 -通販店舗・ショップまとめて検索!無料の商品検索・価格比較サービス「ショッピングサーチ・アラジン」-
商品量的にはどうだろうとは思いますが、使える人には便利に使えるサービスじゃないでしょうか。
梅田望夫さんもTim O’Reillyの話から、既に昨年そんなところを指摘されていらっしゃいます。
[梅田望夫・英語で読むITトレンド]:
データの重要性を指摘するO’Reilly
確かに。かなり同意できる向きも多いのではないでしょうか。詰まるところ、企業の武器は人的リソースと蓄積データに尽きるはずです。
GoogleなんかはインターネットOSなんて言い方もしていますしね。Sunがずっと言い続けてきたことを彼らは具体的に実現し始めていた、ということでしょうか。
技術もそうですが、果たしてどれだけユニークなデータを提供し続けられるかが消費者の目に晒されることになるのでしょう。
クリック・アンド・モルタルなんてのは古い言葉になっているのかも知れませんが、実のところITバブルやもろもろを乗り越えて地道に努力してきた企業にとっては、ようやく勝負のしどころが迫ってきているのかも知れません。
これに対して情報量では引けを取る新興企業がどう太刀打ちしていくか、はとても面白い視点に感じます。
# Blogはしょせんその時々の「人の意見」に過ぎません。それを如何に価値あるものに昇華できるか。
梅田さんもはてなにJoinされたとかで、この辺りをどう料理されるか。楽しみですね。