各キャリアから2010-2011冬春モデルの発表が出そろって、皆さんどれを買うかわくわくされていることと思います。
僕も例外ではないんですが、一つ特筆すべきはSH-03C/IS03/003SHといった同一メーカーの兄弟機が一斉に主要キャリアから発売されるということ。もしかしたらこれって史上初めてのことではないでしょうか(少なくとも今世紀以降では。2Gの頃にはあったのかも知れません)。
そもそも各キャリアは独自のサービスとハード的にも強く結びついた端末を出してくるというのがこれまでの建前であったわけですがそれが一部とは言え崩れ去ろうとしつつあります。
これはあまり喜ばしい理由によるとは思わないのですが、つまりは「ガラケースマフォ」を日本キャリアのためにわざわざ作ってくれるメーカーが国内にほとんど無くなってしまい特定のメーカー(ここではシャープ)に集中してしまったこと、Androidベースのスマフォであるためベースが同じにならざるを得ないこと、がその理由でしょう。
もしその端末が気に入っていれば今度はどのキャリアにするかが今後は大いに悩ませることになるかも知れません。
(その点国際機と言われるXperiaやGalaxyシリーズ、Desireシリーズなどはうまくキャリアの棲み分けが出来ているようです)
これは一見するとキャリア毎の端末の差異が無くなりつつあり逆に選び方が難しくなったと思えるかも知れません。
そこでここでは発表資料を中心にスペック面と保有コスト面を中心にキャリア毎に比較をしてみたいと思います。
これはあくまで SH-03C/IS03/003SHでの比較ですが、場合によってはこうした差異の無くなりつつある状況でのキャリア毎の戦略を表している、とも言えるかも知れません。
なお内容の正確さには配慮したつもりですが、事実誤認などありましたら指摘いただければ幸いです。
スペック
メーカー 型番 |
NTTドコモ SH-03C |
au IS03 |
ソフトバンク 003SH |
OS | Android2.1 (来年春に2.2) |
Android2.1 (来年春に2.2) |
Android2.2 |
CPU | Qualcomm QSD8250 Snapdragon 1GHz | Qualcomm QSD8650 Snapdragon 1GHz | Qualcomm MSM8255 1GHz |
画面サイズ | 3.8インチ WVGA 800×480 65,536色 |
3.5インチ WVGA 960×640 65,536色 |
3.8インチ WVGA 800×480 65,536色 |
ディスプレイ | 3D対応 NewモバイルASV液晶 | NewモバイルASV液晶 | 3D対応 NewモバイルASV液晶 |
ROM | 1G | 不明 | 不明 |
RAM | 512M | 512M | 未定 |
サイズ | 約62(W)×123(H)×13.4(D)mm | 約63(W)×121(H)×12.6(D)mm | 約62(W)×121(H)×12(D)mm |
重量 | 約140g | 約138g | 約139g |
カメラ | アウトのみ 9.6M画素 オートフォーカス 不明 |
アウトのみ 9.6M画素 オートフォーカス ズーム最大 x22.2 |
アウトのみ 9.6M画素 オートフォーカス ズーム最大 x22.2 |
外部メモリ(最大) | microSDHC(32GB) | microSDHC(32GB) | microSDHC(32GB) |
無線LAN | IEEE802.11b/g | IEEE802.11b/g | IEEE802.11b/g |
Bluetooth | Bluetooth 2.1+EDR | Bluetooth 2.1+EDR | Bluetooth 2.1+EDR |
連続通話時間 | 約270分 | 約230分 | 測定中 |
連続待ち受け時間 | 約410時間 | 約200時間 | 測定中 |
バッテリー | 1400mAh | 1040mAh | 1390mAh |
ガラケー機能 | ・おサイフケータイ ・ワンセグ ・赤外線通信 |
・おサイフケータイ ・ワンセグ ・赤外線通信 |
・おサイフケータイ ・ワンセグ ・赤外線通信 |
日本語入力 | iWnn IME SH Edition | iWnn IME SH Edition | iWnn IME SH Edition |
その他機能 | ・ハイビジョンムービー対応(1280×720) ・顔検出機能 ・チェイスフォーカス ・シーン自動検出 ・ペールビュー機能 ・DLNA対応 |
・メインディスプレイと一体化したサブディスプレイで情報表示(コンビネーション液晶) ・ハイビジョンムービー対応(1280×720) ・ペールビュー機能 ・FMトランスミッター ・緊急地震速報 |
・ハイビジョンムービー対応(1280×720) ・チェイスフォーカス ・シーン自動検出 ・ペールビュー機能 ・TapFlow UI ・HDMI出力 ・DLNA対応 |
カラー | 3色展開 | 3色展開 | 13色展開 |
ここでは主にハードウェアを中心に比較しています。プリインストールモデルも各社大きな特徴がありますが、極論すればAndroidである以上同等かあるいは代替可能なアプリは多く存在しますのであまり比較の対象にはしませんでした。
また各社公式サイトやネット上の情報から作成しましたが記載が無いだけで実際には対応しているスペックや機能はあるかも知れません。内容の正確さについては保証しません。
兄弟機、とは書きましたが実際にこうして比較してみると割とスペックに差異があることがよく分かります。
まず003SHは謳い文句通り当初からAndroid 2.2を採用しており、またCPUにもMSM8255を搭載しています。
各社ともに動作クロックこそ1GHzですがMSM8255は他社の採用するQSD8250/8250の次世代であり45ナノマイクロ技術で製造されています。一般により少ない消費電力で数倍の速度を誇るとされています。
一概にマシン・パフォーマンスも数倍になるとは言えないでしょうがパフォーマンス的に有利であることは間違いないでしょう。
また無線LANも802.11nに対応しHDMI出力も装備するなど、技術スペックに対し非常にアグレッシブなのが特徴と言えるでしょう。(修正) 初稿では802.11n対応としていましたが誤りでした
IS03はサイズこそ小さいもののディスプレイは唯一960×640のWVGAに対応しています。これはDPIで言えばiPhone4のラディナディスプレイと同様の細密度です。
また他社の前面ボタンが物理ボタンであるのに対して、情報表示も可能なコンビネーション液晶を採用しています。これはメインディスプレイの下に混成され戻るボタンを表示したりメール到着数などの情報表示にも使えるタッチ対応のサブ液晶です。IS03の最大の特徴と言えるでしょう。
またFMトランスミッターやハードに関係するかどうかは分かりませんが緊急地震速報にも対応しています。
唯一残念なのはバッテリー容量で他社の2/3程度です。もしかすると発売後、電源の持ちが話題になってしまうかも知れません。
とは言えハードウェア面ではもっとも特徴な変更がなされていると言えるのではないでしょうか。
SH-03Cはこれらに比べるともっともオーソドックス、悪く言えば特徴らしい特徴を持たない機種です。
イメージ的にはIS03、003SHのベースモデルのように見えます。
王道のドコモ、攻めのソフトバンク、両社に埋もれないように何とか特徴を出したいau、と見ればまさしく各社の現在の有様そのままであると言えるような気がします。
本体価格
NTTドコモ | au | ソフトバンク | |
本体基本価格 | シンプルコース ¥63,000 | ¥85,920 | |
割引 | 毎月割 ¥1,500 x 24ヶ月 = ¥36,000 | 月月割 ¥2,200 x 24ヶ月 = ¥52,800 | |
最終実質割引価格 | 3万円台前半と発表 | ¥27,000 | ¥33,120 |
備考 | 月月割 ¥2,200は パケットし放題MAX for スマートフォンに加入した場合 |
本体価格については初期コストとして捉えてみます。一般には割賦購入の場合も多いと思いますが分かりやすいように一括で購入したものとします。
また月月割りや毎月割を月額料金割引として捉える場合も多いようですが、僕自身は端末の割引と考えていますのでそのように取り扱います。ドコモの購入サポートでも月々の値引きではあっても月額料金ではなく端末代金割引として訴求しているようです。
また現時点では残念ながらまだSH-03Cの端末価格が正式に発表されていません。恐らくは他社の実勢価格と人気と発注量・原価を慎重に見極めている最中でしょう。
ただし新製品発表会の場で「実質価格が三万円前半となる見込み」との話があったと聞いていますので、他社の最終実質価格とのバランスからここでは仮に30,000円としておきます。
本体基本価格では大きな差が出ているようです。特にauとソフトバンクでは2万円以上異なります。
スペックでも差異はあるものの果たしてそこまでの差異なのかどうかは外野からは見分けのつかないところです。妥当な価格計算なのかどうか、このあたりは「値頃感」としてユーザーが判断すればよいでしょう。
また最終実質割引価格でも数千円から5千円程度の差にはなるのではないでしょうか。
2年間きっちり使い続けるつもりの人なら基本価格はあまり関係ないでしょう。また2年間での差異が数千円であればあまり気にもならないところでしょう。
そういう意味では各社大きな差は無く、先のスペックと比較して妥当かどうかを考えればよいでしょう。
月額コスト
各社様々なプランが用意されており、特に通話も考慮するとユーザーごとに千差万別な月額コストとなると思いますが、ここで「主にデータ通信が目的であり比較的データ通信はアグレッシブに利用する」「通話はあまりせずできるだけ月額コストは抑えたい」ことを前提にモデルケースを選んでみました。
またここでは他にかかる通話料などは考慮していません。
とは言えスマートフォン利用である限りは多くの人もこれと大差ない利用となるのではないかと思います。
一頃のiモード/EZWeb/Yahoo!ケータイのような完全な横並び感はスマートフォンになって幾分薄れてきているようです。
まず現実的に想定される月額コストで比較すると、綺麗にドコモ>au>ソフトバンクとマーケットシェアの順に一致します。
横並び感を壊しているのは明らかに定額データ通信料です。
ここ最近で各社がスマートフォンの発表にあわせて様々なプランを新たに出してきたことによるのですが、これにより各社の特徴がより鮮明に出てきました。
以前からあるようにパケホーダイ・ダブルやダブル定額スーパーライトの段階式は、実際には数Mの通信で上限に達してしまうので全くデータ通信をしないのなら別ですが、通常の利用ではほとんど意味の無い段階制でした。
そんな中ソフトバンクが発表した約870Mまでは定額のパケットし放題MAX for スマートフォンはスマートフォンの現実に即した、また他社に対しても競争力を持ったプランと考えられます。auなども新しいプランを発表したばかりですが人気如何によっては恐らくは同様の対応を迫られることになるでしょう。
なお意外ですが、現在では2年縛りのプランを持たないのはソフトバンクのみになりました。 ドコモとauではひとりでも割50/ファミ割MAX50または誰でも割を途中解約すると¥9,975かかりますので注意しましょう。(修正)ソフトバンク ホワイトプランも2年縛りで途中解約で¥9,975かかります。
これらの割引に加入しない場合、それぞれ¥980、¥780が月額コストとして加算されます。つまりそれぞれ10ヶ月間、12ヶ月間は加入し続けていないと元が取れません。
累計コスト
以上を元に総額コストを試算したのがこの例です。2年間をベースに、1年でより短く他社や他機種に乗り換えた場合、逆により長く4年間使い続けた場合の総額と月額平均を算出しています。
ここでも月額コストと同様に単純にマーケットシェア順のコストとなりました。これは月額コストの差異がそのまま表れており、つまりはデータ定額料金の差です。
当然長く使い続けた方が端末代がならされるのでそれだけ月額コストは低くなっていきますが、しかし2年利用時と4年利用時でも差異はせいぜい月に5-600円です。つまり端末買い換えを控えても実際にはそれほど多くのコストが削減できるとは言えません。これはキャリアが長期利用者に対する割引などは実施していないためです。
1年利用時にはさすがにどのキャリアでも月額コストは10000円を超えていますが、しかし逆に言えば「できる限り新製品を使いたい」層にとっては十分に許容範囲の額ではないでしょうか。なんと言っても4年使い続けたところで月額コストは各社ともに4000円程度しか下落しないのですから。
また1年の場合、実のところ各社間で大きな差異はありません(月額最大376円)。つまり「携帯料金は月に10000円強まで許容する」と考えてしまえば、1年ごとに各社を移り渡ってMNP割などで端末代を更に安くしつつ常に最新機種を使い続けることが可能なのです。
そういう意味ではキャリア各社が実施している2年縛り施策に果たしてどの程度の効果があるのか(コストに対するメリットがあるか)、多少の疑問があります。
コストのみで考えればソフトバンクが圧倒的によい、ということになります。またマシン・スペックも他社より上です。
その一方でiPhoneを中心に噂されるような回線が貧弱だということを加味して、コストをとるか品質を取るかの選択となるのでしょう。これはまさしく予想通りの結論と言えそうです。
最後に
「ガラケースマフォが作れるメーカーが国内に少なくなりキャリアごとのバリエーションは徐々に収斂していく」と僕は感じているのですが、果たしてどうだったでしょう。
スペックを見る限り意外に各キャリアごとの特徴が出ており、「シャープよく頑張ったなぁ」というのが正直な感想です。
しかし長期的に見れば無い袖は振れないわけで、また製造・企画するメーカーが同一ばかりになるならばやはり似通ってくきてキャリアごとの特徴を出しにくくなっているのは各キャリアとも今回の開発でひしひしと感じているのではないでしょうか。
ソニエリがあるいはサムソンがガラケースマフォにコミットして参入するならばまた他の展開もあるでしょうが、僕はあったとしても部分的に過ぎないと思っています(あれだけ「日本市場にコミットする」と言い続けているサムソンは未だワンセグ程度しか対応していません)。
また端末価格も「Androidになればかなり安く国内メーカーは端末を作れるはずだ」との声が以前ありましたが、そんなことはない、というのも今回の発 表で明らかになった点でしょう。つまりOSが何であれ一定のスペックや独自機能が求められる以上、開発コストは別にそれほど変わらない、ということです。それは同時に海外メーカーの参入のしにくさにも何ら変化はないことを意味します。
もし国内メーカーにのみしか頼れないのであれば、近い将来製品リニューアルサイクルは例えばせいぜい年に一度ずつのメジャーとマイナーバージョンアップ程度になるのでないかと僕は考えています。
NTTドコモはすでに数年後には全出荷量の半分がスマートフォンになるiモード端末の販売数をスマートフォンが抜くと予想しています。そしてそのスマートフォンではこのようにこれまでのようなキャリアによる端末・サービス・通信の三位一体策が非常にやりにくいことにもとうに気付いていることでしょう。
「べき」論ではなく、もはやスマートフォン市場の主導権はゆっくりとではあってもキャリアの手から徐々に離れていくことは確実であり、どのような戦略・生き残り策・プレゼンスを打ち出せるかの10年に一度の曲がり角と言っていいでしょう。そしてそれはキャリア発信型ではなく、サービサー発信型のサービスが軸となっていくはずです。
こうした観点から見ると、定額データプランでの現在起きている若干の競争はその走りと捉えられるでしょう。何より完全な横並びが崩れたのはまさに対象がスマートフォンだったからです。
また年が明け来年春には恐らくまたSIMフリー議論が巻き起こるでしょう。今度はドコモを中心にどのようにSIMフリーを戦略に取り込んでいくかが焦点となってくることでしょう。
そして同時に今後のこうした環境下で現在のキャリアがどのようなプレゼンスを打ち出せるのかは、各キャリアのこれまでの成功が果たして「囲い込んだからだけの成功だったのか」あるいは「本当にユーザーに受け入れられたからの成功だったのか」を物語る試金石でもあると言えるでしょう。
各キャリアがこれまで経験や成功例だと考えているものが本物だったのかどうかが問われようとしているのです。
非常にまとまっており、とても参考になりました。
ありがとうございます。
すみません。つまらないコメントで。でも言いたくて。
ありがとうございます。でも自分がまとめたかっただけなので。
でもお役に立てたようなら何よりです
003SHの無線LANは「n」には対応していませんよ。
ご指摘ありがとうございます。誤りであったことを確認し修正しました。
どうやら最初に参照したとあるサイトの情報が間違っていた模様・・。申し訳ありませんでした
ソフトバンクとauの料金計算間違ってるよ
端末料金の計算が滅茶苦茶
累計コストの本体価格のところで
au:27,000→63,000
SB:35,320→85,920
分割で払うなら、本体価格÷24を月額に加えて計算すればおk
普段からSBとauに騙されたりしていませんか?
若しくは全文読んで下さいね
失礼しました。計算し直したら合ってました。
しかし、SBの最低金額での計算は良くないですよ
上限金額も書かないと誤解する人もいますからね
使い方にもよるでしょうが、私の場合は上限超えてますし
両方表記した上で、「普通の使い方をしていれば上限には達しません」っと補足を付けるのがいいと思いますよ
月額コストの項をご参照下さい。表の備考と本文半ばに(実質想定月額コストについて)記載があります。
全文読んで頂けたらと思います。
とても参考になります。
しかし、なぜソフトバンクだけ通信定額が最低料金で計算されているのでしょうか?
元々ドコモユーザーなので、今からドコモショップに予約行ってきます。今日から予約開始です。。
本文でも少し触れていますが、「想定実質月額コスト」ということを想定しています。
例えばSBのプランでは870Mまでのデータ通信は¥5,280で収まります。僕のiPhoneでの経験とTwitterでの反応からですが多くの人は大体月に数百M程度の利用で収まっているようです。
一方docomoとauのプランは数Mの利用で上限に達してしまうのです。
現実を無視して月額コストを考えても仕方ないので、上記のような算出をしています。
iPhoneとandroidを比較して870MBに収まると考えるのは早計に思います。
iPhoneは3G通信を出来るだけ抑えるような設計が見て取れます。YoutubeをHQで見れない、アプリのダウンロードの制限、Itunesは3Gでダウンロード出来ない、通信量を増大させるFlashに対応してないなどです。
かたや、androidにはそういった制限はありません。003SH(=Softbankの回線)はどうなのか知りませんが、少なくともdocomoのandroid端末(Xperiaで確認)は上記のような制限はありません。あ、Flashはダメですけどね(笑)
なので、iPhoneで840MBに収まっているから、android端末もそうだろうと考えるのには少し違和感を感じます。
なるほどですね。説得力のあるご意見だと思います。
ただ、実は個人的に以前iPhoneのSIMでAndroidを運用していたことがあり(今も時々そうですが)、正確に一ヶ月なりの通信量を計っていた訳ではありませんが、オンライン料金案内などで確認する限りは2倍などといった通信量ではないように感じました。ただ確かに一割強程度は多くなったような感触はありますが嬉しがって使っていたからなのか(笑)、ご指摘の点なのかは不明です。
ソフトバンクによれば「97%」のユーザーは該当するとのことで、統計上ほとんどはiPhoneユーザーなのでしょうがもちろんそれはAndroidユーザーも含んだ値ではあると思うので数値を信じるのであれば一定の信頼性はあるかと思います。
また個人的には多くの方は(iPhoneでは)月2,300-500M程度の利用と感じますが、安全値約2倍と考えれば870Mはそれほど非現実的な値とも思いません。
あいまいな話が多くて申し訳ないのですが、しかしTAROさんの考え(よい視点だと思いました)を否定するものでも別にSoftbankの肩を持つものでもありません。少なくともこのプランについては他社の無意味な段階制に比べれば現実的で競争力のあるプランだと思います。
結局のところは、すべてのユーザーの利用条件を考慮はできないので僕自身の主観や利用前提が大きいので、それぞれの事情に合わせて読み替えてね、いうところです。
ただ実際運用してみて870Mは本当に現実的なのかは興味のあるところでもありお使いになられた方がいらっしゃったら感想を教えて頂きたいですね。
ご丁寧なご返答ありがとうございます。
実は、私はXperiaを使う前はiPhoneを使っていたんです。3Gも3GSも。そういった経験があるから違和感を感じただけなのかもしれませんね。
これは、ROCAさんを否定する訳ではなく、あくまで自分の例でとして話をしますが、、、
iPhoneの時よりXperiaにした時の方が、明らかにWiFiで使うことが減りました。
iPhoneを使っていた時は、私が上記で書いたようにWiFiでないと出来ないことが多々あり、わざわざWiFiをONにすることが面倒だという理由でWiFi優先で使用していました。
ところが、Xperiaになると、基本的にWiFiと3Gで出来ることが変わらない上に、寧ろWiFiで出来ないことがある(キャリアメールの送信)為に3Gオンリーで使っていました。WiFi優先だと、WiFiの電波到達の境目にいる時に通信途中で途切れたりなど面倒なことがあるからという理由もあります。
なので、あくまで私の場合ですが、通信量はiPhoneのころと比べて2~3倍に増えました。iPhoneの時はROCAさんと同様に3~400MBで収まっていましたがXperiaでは1GBを超えることも珍しくありません。
多分、勤務先も自宅もWiFiの環境は整っているので、WiFiメインにしたら840MBに収まると思います。docomoでSoftbankの様なプランが出来たら、WiFiメインに換えるかもしれませんね。
...書いているうちに言っていることが逆転してきましたね(笑)ごめんなさい。ROCAさんの言われるように、プランがあるからそれに合わせて収めようとするということもあるかもしれませんね。
長文、失礼致しました。
なるほど、そういう使い方だったんですね。
僕の場合は家や会社ではWiFiで3Gで使うのは実質通勤時か外出時だけですね。アプリダウンロード/更新も落ち着いてる時(つまり家)でしかやりませんし、動画もあまり見ないですね。
という差なのであって、という使い方なら1G超えるというのは参考になりました(笑)。
ふと思うのは、逆にSBからすれば870Mを目処に通信量を抑える努力をユーザーにさせたい、という施策でもあるのでしょうね。
ただ標準だとMySoftbankでも見ない限りAndroidでは通信量なんて計れないですが、まあそれぐらい何かアプリがあるでしょうか。
IS03は非3D液晶だが高精細、003SHとSH-03Cは3D液晶だがISには繊細さで劣る、ではないでしょうか。
ありがとうございます。修正しました。